ひとり介護(1299)

目が覚めたら30日の午後1時を回っていたから10時間以上眠っていたことになる。こんなこと滅多にないが、相当疲れていたのだろう。この10日ほどの間に、昨日(29日)同様ひとり勤務、つまり日中1人だけで介護した日が4回あった。

勤務時間は、A勤務の8時〜17時かB勤務の9時半〜18時半までと2通りあっても、ひとり介護となると実質的には両方の勤務内容を1人でやらなくてはならない。だからやることが多すぎて、とかく忙しすぎて忘れがちになる。これって入居者を蔑ろにしているとも言える。

致命的なのは、A子さんとO村さんが同時に「トイレ❗️」と言い出したときだ。昨日がまさにそのときだった。先に言ったA子さんは、中々出ない。かと言って「まだしますか⁉️」と訊くと「うん」とうなづく以上、無理に止めさせるわけにはいかない。でもトイレの前には、O村さんが待っている。あちゃー🤷‍♂️🤷‍♂️🤷‍♂️。

結局2人とも大量の大を排出したのだが、A子さんは普通に出来たものの、O村さんはリハビリパンツの中に半分、残りはトイレで。もちろんゴム手袋をして処理することになるのだが、ウォッシュトイレでお尻を洗い、汚れたところをトイレットペーパーとウエットティッシュで綺麗に拭いてあげる。あとは新聞紙で汚物を包んでビニール袋に入れ、外にある専用のゴミ箱へ。とにかく2人は、ほぼ1時間〜1時間半おきに、耳元で「トイレはありますか⁉️」と訊くしかないのだ。

私の多くの友人、知人諸兄姉は「介護」の経験をしたことがあるかどうか、おそらく私の年齢に近ければ大いにあるだろうが、それ以外の人は「老人ホーム」や「グループホーム」の介護はどんなことをやっているのか想像がつかないのでは。私自身、昨年7月に「有料老人ホーム」で介護労働を始めるまでは全く知らなかった。以下は記録として残しておく理由があるので、この機会に記しておく。

勤務を順番に書くと、A勤務の場合

①7時45分に朝日、読売新聞を郵便受けから取り出す

②入り口でアルコール消毒

③着替える。これは外部から入ってくるので衛生面からかと思われる

④体温を測り台紙に記入

⑤服薬の確認(夜勤者と2人で確認し合う)

⑥夜勤者から6人の昨夜から今朝にかけての様子を聞き取る

連絡報告で、「とくへんなし」「べんこん解消」と最初に聞いた時は「とくへん⁉️」「べんこん⁉️」と聞き返して、獰猛さんに「えっ😨😨😨そんなこと知らないの❗️」と突っ込まれた。知らんよね、「特変」は想像がついたが、「排便困難」の「便困」だとは。トホホ。

⑦各居室のゴミを集めゴミ箱に入れ、クリーナーで全居室と廊下、洗面所、トイレ、畳の休憩室を掃除する

⑧午前9時をメドにお茶(ココアが多い)を出す  夜勤者が既に出しているケースもある

9時15分ごろB勤務者が来て、同じように着替え、検温、記録を確認する。

A勤務者は、

⑨昼の準備(夕飯も同様)

△ご飯を炊く(電気釜に予約設定)

△味噌汁を作る

△副食を湯煎する(塩焼きからコロッケ、ハンバーグまで全てレトルト。湯煎と自然解凍。稀に味見することがあるが、結構美味い)

⑩11時をメドに1人に目薬、足の踵のクリームを塗る 食前服薬の1人に飲ませる

⑪ 洗面所に口腔ケア道具(コップ、歯磨きクリーム、歯ブラシ)と各人のタオルをセット

⑫ 昼食前にA子さんとO村さんをトイレに連れて行く、M平さんもトイレに誘導する

⑬テーブルをアルコールで拭く

⑭箸、ティッシュボックス、広告を折って作った机上のゴミ箱を並べる(私も覚えて少しはうまくなった)

⑮お茶を並べる(Y川さんはカフェインがダメなので麦茶をレンジでチンして出す)

⑯副食、ご飯、味噌汁を盛り付け、並べる

⑰6人の手をアルコール消毒

⑱午前11時30分をメドに昼食開始 食事介助

⑲ポットのお湯を補充しておく

⑳食後の服薬(A勤務者と確認し合う(記録に薬の確認者を必ず書く))

▲A勤務者は昼休み( 50分)

この間B勤務者は、9時半〜

㉑見守りが中心

㉒DVDを使って体操

㉓広告用紙で机上用ゴミ箱作製

㉔食器を下げる

㉕使った食器を洗う

㉖口腔ケアの手伝い

㉗食後に鍋や釜を洗う

㉘入浴予定者のバイタルを測定する

(血圧150以上の場合は中止)

㉙入浴準備をする

△湯をはる

△入浴者のバスタオル、フェイスタオル、アカスリ、下着、リハビリパンツ、着替え、保湿クリーム、湿布などを出しておく

△浴室を暖めておく

△洗面台の前の椅子に座らせるのでバスタオルを敷いておく

▲B勤務者は13時頃をメドに昼休み

A勤務者は職場復帰 午後の勤務

①見守り、適時トイレ介助

②レクリエーション

(床に座ってゲームなど出来ないので「三波春夫」「昭和歌謡特集」「ドリフターズ」「水戸黄門」「大岡越前」「銭形平次」など録画して来たDVDを見てもらう)

③水分補給 ポカリスエット

④14時半をメドにテーブルをアルコール消毒し、オヤツの準備

⑤15時 オヤツの提供

⑥随時トイレ、見守り

⑦オヤツの片付け

⑧シーツ、枕カバー交換 日曜日はM平さん・・と曜日で交換する対象者が変わる(掛け布団カバーは2週間ごと)

⑨リビングとMさん、M平さんの室内加湿器の水を満杯にする

⑩彼ら以外の人の居室と畳の部屋に濡れたバスタオルを下げる(加湿用)

⑪記録(メモ帳に記した水分量、トイレの時間、服薬の確認時間など)を「行動記録」に書き込む

⑫普段はB勤務者の夕食準備(テーブル拭きなど』を手伝う キャインさんは嫌がるのでやらない

⑬夕食直前のトイレ誘導、介助

⑭着替えて退勤

この間のB勤務者

⑮入浴介助 (日曜日を除く毎日2人)

⑯浴室清掃

⑰着替えた衣類、口腔ケアの際に出たタオルなどを洗濯機で洗い、乾燥機や浴室の乾燥室で乾かす

⑱洗面台に口腔ケア用の用具をセット

⑲夕食の準備 (テーブル消毒、箸やエプロンを並べる、お茶を入れておく

Yさんはカフェインがダメ、A子さんはとろみの粉末を極少量入れ飲みやすくする)

⑳配膳

㉑夕食提供

㉒見守り

㉓服薬用水を4人分準備、A子さん用の薬とチョコレートを混ぜる

㉔服薬

㉕テーブル拭き

㉖片付け、食器洗い

㉗食器拭き、テーブル拭きなどのタオルをハイターにつけて洗う、同時にエプロンも

㉘生ごみゴミを捨て、台所、シンクの中を洗う

㉙ゴミ出し(燃えるゴミ トイレのゴミ、リビングのゴミを含む、ポリ、プラゴミ、缶、ペットボトルの3種類を袋別にして、1階のゴミ捨て場に持っていく

㉚記録を付ける(薬の確認者を必ず書く)

㉛切れかかっている食材、飲料水、トイレットペーパー、洗剤などを補充 これをどれか忘れがちになる

㉜退勤

この他

㉝日曜日は、濡れた雑巾で居室のベッドの下、畳を拭く

書き忘れているものもあるだろうが、これが介護人の朝8時〜18時半までに行動日程で、1人の時は、これを全部やることになるから、やはり忘れてしまう。それ以上にトイレに行くのもままならない。

28日は、夜勤がA田さんという、以前書いたと思うが、入居者に一番人気のある優しい35歳の青年が担当で、29日は、S宮さんという40代の女性。彼女も入居者に優しいし、私が失敗するとハッキリダメ出しをするが、それは適正に指摘するので納得がいく。つまりその日、その時の自分の気分でドヤったりしない真っ当な介護人だったからキツい1日でもイヤな思いはせずに済んだ。

29日の失敗は、麦茶を沸かして冷ましたまま、ポットに入れ替えずに帰ってしまったことだ。まぁ暖かいから冷ましてからということになるので仕方がないのだが、中の茶袋を廃棄すべきだった。こんなことキャインさんに見つかれば、鬼の首をとったように大喜びで吠えまくること請け合いだ。確かにA田さんもS宮さんも仕事は鉄板、完璧で、私もかくありたいと思っている。やっぱりテキパキしている。若さとフットワークの良さは、真似できない年齢の限界がある。

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