愉しい介護(1307)

初夏の風が心地よく、施設前の葉桜の並木を渡っていく。午前7時に家を出る時は小雨だったが、すっかり晴れ上がって蒼空が広がっている。季節そのものの様に、今日の介護は終日清々しく、「これぞ介護」という一日だった。

笑ってしまったのは、夜勤明けの2人が超ベテランのA田さんと見習い中の深川めしのN東寺さん、そこへ私、さらに午前9時すぎにやって来たのがB勤務のO田さん。みんな男性だ。しかもスリム、イケメン、若いのは、A田さんただ1人。私も70キロはあるが、2人は100キロ前後ありそうな巨漢の40代。我々がリビングにいる光景を想像すれば、結構笑える🤣🤣🤣。まるでブルートが3人とポパイのカルテット、いやいや4人組だな。とにかく細かいことをぐちぐち言わない同士だから、日頃の呪縛から解放されて好い気分になる。

<マチュピチュ2018年12月>

午前10時を過ぎて、A田さんとN東寺さんが引き上げる。O田さんは、この2月に私と入れ替わりに、この会社が経営している他の施設に自ら希望して移った。理由は、件の罵倒癌脳のキャインさんと激突したためだと言う。「おーやっぱり」と反応すると、「今の施設にも酷いのが1人いるけど、全然あれほどじゃないですから」とキャインさんについての罵詈雑言が次々に飛び出しビックリ‼️これまでキャインさんが追い出したのは4人だと思っていたら、5人だったのだ。これって記録ものだ。彼のキャイン批判はどうにも止まらない。ニュースでコロナの話をしていても、「アイツ、コロナにかからんかなぁ」と独り言のように言うから、悪いけどついつい笑ってしまった。

入居者のみんなから、「あらっ久しぶり〜」「覚えてくれてた⁉️」と声が飛び、親密だったことを伺わせる。特に93歳のY川さんとは、祖父と孫の様に戯れあって、大きな声を出し合うので、知らない人が聞いたら虐待と誤解されそう。周りのMさんやO熊さんたちも、それを見てニコニコ笑っているから、きっと以前も同じ様なことをやっていたのだろう。こちらの施設の別のユニットの何人からも「O田君‼️」と声がかかるぐらいだから親しまれていた様で、その分ここを去るときは口惜しかったことだろう。

入浴介助の際には、長くなったY川さんの髭を剃ってあげる手際良さ。味噌汁を作りながら、「味噌と出汁だけでは味がボンヤリしているので、少し醤油を加えることで(味が)引き締まるんですよ」と問わず語り、「調理師免許を持っているけれど、向こうの施設は入居者のみんなと食事を作るシステムなので生かすことは少ないけれど、それはそれで楽しい」と。

時々「あっ🤭🤭忘れていた」と言っては、「入浴準備、お願いしていいですか❓」とサポートを求めてくるのも、こちらとしてはやり易い。要は入居者に寄り添った介護に徹しているかどうかで、その点大したもんだ。唯一どうにかならんかね〜と思うのは、川向こうの人に呼びかけるようなデカい声だが、こればっかりはね。入居者との会話を聴いていると笑うことばかり、ファンキーな人だ。

ところで2ヶ月余りにわたって獰猛だったK崎女史は、このところすっかり普通の人に変身して穏やかな話し方になった。彼女を取り巻く悩み事やストレスが解消されたのだろうか。とにかくこのグループホームにきて、初めて穏やかな気持ちで愉しい介護が出来た。

今日は全員よく水分補給をしてくれて、とっても嬉しい😃😆😊。

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