朝帰り /  576

    5月13日、午前4時は回っていた。玄関で靴を脱ごうとしてひっくり返って右足のすねを、嫌というほど傘立てで打った。「痛って・・・」と思ったが、酔っているのでそのままトイレへ。さらにうがいをして歯を磨いたまでは覚えているが、気がつくと午前9時半。「新聞、取ってきてる?」と声をかけるが、誰も返事は無い。あっ娘は駒沢陸上競技場だ。家人は?織物かなとリビングのカレンダーを見ると13日の所に「歌舞伎」とある。好きだね。N協会三大美人のひとりで、私の憧れのH理恵ちゃんも歌舞伎と文楽が大好きだが、私はその面白さは分からない。親友のF(木啓孝)ちゃんは、大の歌舞伎、文楽好きで、実に詳しい。先日も文楽の襲名披露宴に出て、「着物姿の理恵ちゃんに会ったよ」と自慢気にメールをくれたので、「写真撮った?」と私。「いやカメラ持っていかんかった」とつれない返事。スマホで撮ってくれれば良かったのに・・・プンプン。

 出版記念パーティー

    ということで家には誰もいない。昨夜から今朝にかけて飲み過ぎた。一年中休みなのにわざわざ金曜日に呑みにいかなくてもと思われそうだが、昨日はM国浩晃さんの『おひとりさまで逝こう』(弓立社)の出版記念パーティーが新橋のインド料理店モティで開かれた。主賓のU野千鶴子さんが、「今日からは、先生と呼ばなくては」と挨拶して会場を沸かせ、さらに「表紙を見ますと著者より推薦の帯を書いた私の名前の方が目立ちます」と語るとM国さんは大いに照れていた。この人の話術には、天与の才がある。以後挨拶する人が皆、「M国先生、おめでとうございます」とリップサービス。生まれて初めて出版したご当人には、一世一代の晴れ舞台だったようだ。私も出版元として、M国さんとのなれそめから出版裏話を少し話したうえで、急遽仕事で来られなくなった「ゆかり協会」理事長のFちゃんのお祝いメッセージの代読をした。午後6時過ぎに来て9時過ぎに帰るまでハイボールを飲み続けたが、ここで帰らずタクシーで赤坂へ。

 赤坂「もゝ」組んず解れつ飲み会

   「もゝ」は今夜も賑わっていた。S修大学の先生1人と女性3人のグループが奥のテーブル席で楽しそうに談笑している。カウンターの端に1人、私と少し離れて逆に1人。ここでも再びハイボール。隣にいた初対面のお客さんと雑談しているとA日新聞のSさんが顔を見せた。「久しぶり!」まぁ私が余り顔を出せないので、久しぶりは当たり前だが。私は今の若い新聞記者では彼が、ピカイチだと思っている。そこへ和枝さんの義理の息子T井君が顔を見せたが我々が盛り上がっていたので、S修大学グループの席へ。話し相手になってくれていた霞ヶ関の高官とSさんが名刺交換した後、高官は引き上げた。それと入れ違いにA日の若手3人が入ってくる。彼らから現場の生の話を聞けて楽しかったし、しっかりしたキャップも頼もしかった。N協会は大丈夫だろうね、きっと。そこへ週刊DイヤモンドのYさん、続いて何とFちゃんが顔を見せた。S修大組が帰ると気づかないうちにS英社の編集者2人が奥の席へ。もう11時半を回っていたけれど、まぁイイかと、ゆっくり腰を落ち着けて、いや十分落ち着けているけれど、卵焼き、梅干しを肴にハイボールを飲み続ける。

 強姦と準強姦

    ここでも話題は、週刊S潮に出ていたY口さんという元Tビーエス政治記者の準強姦スキャンダル。全く知らない記者だが、記事を読む限り行為としての「準強姦」は本当らしい。しかも現役記者時代だから、社長のTちゃんはまた謝罪しなければならないのだろうか。先日も「いつまでも謝罪会見やってないで、早く辞めて一緒に百姓をやろう」と話したばかりだ。それにしても強姦も卑劣だけど、準強姦はさらにタチが悪い。というのも強姦罪は暴行や脅迫によるものだが、準強姦(刑法178条2 <3年以上20年以下の有期懲役と法定刑は強姦罪と同じ>)は、相手の女性を心神喪失か抵抗不能の状態にして行為に及ぶことだ。「準強姦というと強姦に順じて軽いという印象を受けるけれど、卑劣度から言うとこっちの方がさらに汚いんじゃないかなぁ。超強姦だろう!」と侃々諤々、いや喧々囂々。

強姦記者の次は準強姦記者?

    葱坊主の朝太郎のような風貌で、このところテレビでよく見かけた記者だから覚えている。というか聞いている方が恥ずかしくなる安倍首相べったりのコメントをしていたことだけが記憶にある。家人と朝のテレビを見ながら「政治記者って批判精神が無いよね」とよく話していた。新聞の広告を見た時点では、週刊B春に寄稿が多い人だったから、15年前に私が受けたと同様、「こりゃB春シンパ記者潰しのS潮のでっち上げだろう」と思ったが、週刊S潮を実に15年ぶりに買って読んで吃驚。私のときのような再婚話とはレベルが違った。所轄の警察が逮捕令状を取っていたことやN村格元刑事部長が事実関係を認めた上で、「逮捕は必要ないと私が決裁した」というから、どうも男女の痴話げんかのなれの果てではなさそうだ。N協会の強姦記者に続いてTビーエスの準強姦記者?、そんなことまでしないと女性と親しくなれないなんて、記者としての”実力”も問いたくなるというのが、我々の一致した見方だった。

 仕上げは「赤坂まるしげ夢葉家」

ホームページから引用

    気がつくと午前2時を回っていた。いつもは一人九州じゃんがらラーメンで仕上げてから帰るところだが、Fちゃんの会社(BS11)の人気番組の一つで、居酒屋を訪問する太田和彦さんの「ふらり旅 いい酒いい肴」(火曜日22時〜)で紹介された「赤坂まるしげ」に立ち寄る。Fちゃん、Yさん、「もゝ」の和枝さんの4人で移動。席に着なり後ろから「小俣さん!」と声がかかる。「おお、こんな時間に、こんな所で・・・誰?」と振り返るとB藝春秋編集者のTさんたち3人組。わざわざ声をかけないで知らんぷりして帰っても分からないのにB春は本当に編集者、記者とも躾が行き届いている。イリコ出汁?のにゅうめん、豚足が抜群に美味かったが、もうそれ以上入らなかった。ここでもハイボールを飲んで好い気分。タクシーの中で爆睡したら、気づいたときはもう自宅前だった。

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