夏至の一日(1122)

6月21日は夏至。朝からどんよりした雨雲が垂れ込めていたが、昼過ぎには夏の日差しが戻ってきた。2年ぶりに若い友人家族が訪ねて来た。夏の人事異動で海外に行くことが決まり、挨拶も兼ねて来月で6歳と4歳になる子ども達の成長ぶりを見せてくれた。
 
私には孫がいない。いないからと言って、どうこう考えたことは一度もないが、いれば可愛がっただろう。友人、知人のお孫さんの話を聴くのは愉しいし、時々iPhoneやFacebookにアップした写真を見せてもらうと、思わず笑顔になっている自分に気づく。
 
 
友人夫妻は、私が在外研究で、上海のF旦大学に短期間行っていた際、何かと面倒を見てくれたカップルが、やがて結婚。神戸の結婚式にも夫婦で出席した。その後出産。彼が転勤で沖縄にいた時も、家族同士で石垣島で会ったり、と10年以上交流が続いている。
 
2年経つとこんなに大きくなるのかぁと驚く。ふにゃふにゃ言っていた下のH月ちゃんは、しっかりしていて、兄のK太郎ちゃんのやることなすことを、自分のことのように自慢するのが可笑しい。全国広しといえど「横浜のじいじ、ばあば」と呼ぶのは、この2人だけだ。
 
 
いつ買ったのか家人、いや横浜のばあばが用意した玩具のプレゼント🎁🎁🎁を取り出しては、2人揃って熱中。寮から帰ってきた娘が、一緒に組み立てたり、遊んだり、外に出てシャボン玉をしたりと面倒を見てくれる。
 
 
二階の窓からリビングを見下ろせる作りになっているので、2人が上から覗くたびに、落ちるのではと、老夫婦はドキドキする。息子が父親のコピーの様なのが可愛い。そのうち大酒を飲んだ父親がイビキをかいて、ソファーで眠り込んだので、私も書斎で午睡。
 
 
いつもは、老夫婦2人きりで静謐な我が家も、豆台風の到来で嬉しいやらくたびれるやら。愉しい時間は瞬く間に過ぎて行った。

スポンサーリンク

フォローする

スポンサーリンク