喉元過ぎれば熱さを忘れる これぞ老人力かな 943

去年の今頃は、10歩歩くのが難儀で、ヒーヒー言っていた。自由に動けるのは今のうちだな、と考えて前から住みたかった小笠原に「定年記念」に、6月初めから3週間ほど行ってきた。

急な仕事が入って9月までいる予定を変更して帰横した後は、本当に歩くのが益々難儀になってきた。このことは、去年のブログを読んでもらえば、お分かりの通りだ。

それが千葉県小見川の『国保小見川総合病院』で、名医S水純人先生の脊柱管狭窄症手術を11月22日に受けてから、<魔界転生>の様に、ほぼ死に体状態から生き返った。

人間は情けないもので、連日プールやジムに行く様になって、痛みを全く感じなくなると、あの痛さ、治った時の有難さを忘れてしまっている。

同様にこれまでいろんな人に世話になって今日があるのに、「去る者は日々に疎し」が如く忘れていく。それも老人力の為せる技か。ひとつひとつ思い出して感謝していたら、「感謝」で首が回らなくなりそうだ。

▲名刺なんか勝手に作っちゃったたもんね、ムフフ❗️

やはり、老人力が素晴らしいのは、善意の手枷足枷を忘れさせて、心を自由にしてくれるところかもしれない。自分に都合のいい様に考えるのも老人力かな。忘れることは素晴らしい。

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