朝友 S藤眞さんに教わる新聞の読み方 1046

新聞配達のプロを紹介したついでに、最近知り合った新聞読みのプロ S藤眞さんの話を書こう。

S藤さんは、妙蓮寺旧綱島通りの『まいばすけっと』横のマンションに兄夫婦と一緒に住んでいるという68歳。彼とは、ここ2週間ほどの間に、『セブンイレブン妙蓮寺店』の喫煙コーナーで5〜6回、いや10回以上か、会ったいわゆる顔馴染だ。

1日に2〜3回う会う日もある。今朝名乗りを上げたので、名前が分かった。彼が毎朝『K奈川新聞』を読んでいたので、思わず「K奈川新聞とは、珍しいですね」と声をかけたのがきっかけだった。

彼の応えがすごぶる良い。「神奈川のことは、これでなくっちゃ」と、新聞を示しながら、「どこでバザーをやっているか、細かく書いてあるだろう」と、まるでK奈川新聞の関係者の様な説明をしてくれる。全く関係ないそうな。K川新聞の友人I川美邦記者が大喜びしそうな話だな。確かに川崎、横浜、大船とか細かく地域ごとに分けて、そこでやっているバザーや朝市などが書かれてある。

「これは役に立つ記事なんだよ」得意げに示してくれたのは、梨園🍐🍐について書かれたカラー写真入りのワイド特集だった。「学ぶわぁ〜」と私。こういう記事は確かにじっくり読むと面白い🤣🤣🤣。「凄いなぁ」と絶賛すると、急に立ち上がって店の中に消えた。まもなく同じ『K奈川新聞📰🗞」を手に戻ってきた。「これ読んで、面白いから🤣🤣」と私の分を買って来てくれたのだ。「お金払いますよ、私も新聞好きだから」「いいよ、いいよ、よく話聞いてくれたから」

彼はここ『セブンイレブン妙蓮寺店』に、これまで置いていなかった『K奈川新聞📰🗞』を常備させたのが自慢らしい。3回同じ話を聞いた。妙蓮寺のコンビニでは、『スリーエス』しか置いていなかったらしい。

ところがそこがローソンとの合併で、店舗の合理化が進められて激減し、『スリーエス妙蓮寺店』も廃止されてしまった。

そこで、と言うわけだ。偉いね❣️「駅に近い方には行かないの、帰る途中なのに❓」ついつい記者魂で訊いてしまう。「あそこに坊主頭の男の様なオンナがいるだろう。せっかく店の入り口に落ちていたゴミを拾ってゴミ箱に入れてやったら、『外のゴミをここに入れないでよぉ‼️』としつこく怒鳴られたんだよ。あの坊主、店の中でも態度がデカくてね。店員は叱りつけるし・・・」なるほど。

S藤さんは続ける。「アイツがいるから、向かいのファミリーマートに行くという客は結構多いぜ」納得。「私もその一人だ‼️」と声を上げた。

実は私は、彼女を密かに「◯◯◯」と呼んで顔を合わせない様にしている。私の場合は、一緒に働いている他の店員に口うるさく高圧的で、しかも客あしらいが横柄で、とてもサービス業とは思えないからだ。

それだけで会話が弾む。アイスカフェラテを飲みながら、タバコを吸い吸い相槌を打つ。今日は事情通の高説を聞け、なかなか充実した30分だった。

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