随分前、といっても2月の65歳を期して再開したブログなので、この3ヶ月ほどのことだが、妙蓮寺に新しいコンビニが出来る話を書いた。実は使っているワードプレスというソフトは、統計が出てきてどれが読まれているかが分かる。先日「コンビニ戦争」が目についたので、その続編。 写真は上から順に ①OKストア ②スリーエフ ③薬のセイジョー ④新たに出来たファミマ ⑤セブンイレブン ⑥蕎麦の岩月家 ⑦オカモト ⑧まいばすけっと ⑨セブンイレブン
▼4月、東横線妙蓮寺駅前に「ファミリーマート」、5月に「まいばすけっと」がオープンした。暇だからついつい客の入りを見て回る。ファミマの場所はかつてS野文具店があり、たばこ屋さんも兼ねていたので、店の前の灰皿を求めて大勢の愛煙家がたむろしていた。それが撤去されたことで、愛煙家達はどうするのだろうと思っていたら、1階でたばこを買い、2階の喫煙室に移動する。これも商売繁盛の一手だ。
▼「まいばすけっと」は、実は苦戦すると思っていた。駅のすぐ側の「セブンイレブン」と一番外れの「セブンイレブン」との短い道路の中ほどに位置していて、しかも隣は老舗のオカモトという強敵があるからだ。19日のオープンの日は、私を含めて店から客が溢れるほどの盛況ぶりだったが、これもご祝儀と高をくくっていた。ところが、買い忘れや逆方向のOKストアまで買い物に行くのは面倒だという客にはピッタリ。しかも意外なほど安いのだ。超安いOKストアには、港北区内近郷近在のどこの店も太刀打ちできないが、コンビニやその辺の商店に比べるとお手軽値段と来ている。私はハイボール用のロックアイスが大いに助かっている。値段はコンビニの半分以下だ。しかもOKにはないガリガリ君の新作も置いていて、ついつい他のものまで買ってしまう。ポイントカードまで作ってしまった。
▼しかし周辺の対応も早かった。隣のオカモトは、透明の冷蔵庫を買って、これまで常温のジュースやお茶しか売っていなかったが、冷たい缶コーヒーまで提供するようになった。セブンイレブンは幟を新調したのか、半被を着た本部社員ぽい人が、2人掛かりで打ち立てていた。切磋琢磨は好いことだ。これでOKが鮮魚に力を入れてくれれば、普通の日常生活は、すべて妙蓮寺で済んでしまいそうなのだが・・・。OKの魚は、生ものはカツオとイナダくらいしかない。後は養殖か解凍モノばかり。この10年近く何一つ変わらないところが客を舐めている、というか努力しようという気がまるで感じられない。「他のものが安いから良いだろう」といった調子にしか写らない。結局新鮮な魚は、坂の上のヨークマートか新横浜の山助(センター北とは別の支店)まで自転車を飛ばさなくてはならない。後は休みが多いOKの隣の三崎のまぐろ屋さん次第だ。
▼独自色を出しているのは、「毎日が青果市」を任じている「スリーエフ」だ。これも「まいばすけっと」にない野菜を求めて自転車で買い出しに行くのに便利だ。これらの間に「薬のセイジョー」やいまは建てかえ中の何だっけ、どこにもある大きな薬局が駅の隣に控えている。かくして妙蓮寺は住みやすい。一番好いのは、パチンコ屋がない。一番残念なのは蕎麦屋の「岩月」くらいしか、「食べに行こう」という気になるところがない。ところが今、石堂書店の真ん前に2階建てのビルが建っていて、テナントを募集している。私は美味い焼き鳥屋か居酒屋、イタリア料理の店に入って欲しいのだが。