7月3日に小笠原・父島から横浜に戻ってはや2ヶ月近くになる。予定を早めて帰った理由は、週刊文春のグラビアで「トイレ探検隊がゆく 小笠原探訪記」を取り上げてくれる話があったからで、既に8月10日号に掲載された。その後、客員教授をしている武蔵野大学法学部で、講話をしたり、すでにこのブログでも2回にわたって紹介した奈良天理の山の中、滝本に一人で暮らす86歳のY中䂓矩子さんの元で、百姓修行をしていた。
䂓矩子さんの素晴らしさは、あらためて紹介する機会もあるだろうが、帰りの新幹線の冷房と異常気象としか思えない天気で、恐れていた風邪を引いてしまった。はや3週間、いまだに咳と痰と鼻水が止まらない。寝たきり老人を続けているせいか恐怖の脊柱管狭窄症が酷くなり、かなりの歩行困難で、遂に手術を決意した。といっても専門医として知られる(週刊文春でも紹介していた)T京腰痛クリニックは、1月先まで予約でいっぱいということで、やっと22日に滑り込めた。これで治ればふたたび探訪記者として東奔西走できるはず。この3年間の苦しみから解放されるかも知れないと期待している。