ご当地プロ&セミプロ&アマチュア歌手選手権大会を観に行く 1065

ジャーナリストのT勢康弘さんは、歌謡曲に五月蝿い、いや詳しい。故島倉千代子さんと親交があり、彼女の本も出しているぐらいだ。そんなT勢さんの誘いで、東京のはずれ、江戸川総合文化センターで開かれた『第2回全日本こころの歌謡選手権決勝大会』に出かけた。

T勢さんは修士課程で『政治実学』のような、ジャーナリスト志望者向けの講義をしていた。ゼミ生は、私を除く、当たり前か、全員がマスメディア志望で、そのほとんどがメディアに就職した。とにかくよく勉強もしたが、つるんで遊びもした。その時のメンバーが、年に1〜2回こうした会合で顔を合わせる。

『こころの歌謡』というタイトルは、五木寛之さんが名付けた。「心の通う」にかけたあたりが、五木さんらしい。審査員には美樹克也さんや若草憲さんといったT勢さんの親しい歌謡界の人たちが陣取っていた。

開演の午後4時前、会場入り口で、T勢さんに会った。アメ横で買ったようなチリチリ光る上着🧥を着ている。「いよぉ〜芸能人❣️」と声をかけると嬉しそうな笑顔が返ってきた。T勢組で一番艶やかなPさんが、イケメンで整形外科医の旦那さんと来ていた。

私は、T勢さんの歌謡ショーだから、てっきり”ご近所ののど自慢”かとタカをくくっていたが、これは大間違いで、いつずれも『ご当地歌手」と言うのだろうか、CDなども出している”プロ”からセミプロ、アマチュアのハイレベルまで実力派が揃いだった。あっ🤭🤭親友のT橋宗ちゃんもCDを出してるからセミプロだ‼️

この大会自体、彼の出身母体『N本経済新聞』や『テレビ◯京』をはじめ、内閣府やルミネ、伊藤園、石破茂元防衛相などT勢人脈を駆使して、盛り上げていた。

司会は元◯HKアナウンサーのM本隆司さんとテレビ◯京で「カラオケバトル」を担当している女子アナという念の入れよう。さらにバックの楽団には、『海上自衛隊東京音楽隊』通称『東京バンド』を配するなど、本格的な歌謡大会だった。

しかも声量豊かな歌手揃いで、22人が決勝戦で歌い、また11人が来年の課題曲を歌う、実に4時間半(途中2回のトイレタイムあり)の長きにわたったが、歌謡決勝戦の方は全く飽きない、充実した内容だった。

▲歌唱賞を受賞した左から2番目のエントリーナンバー20番の倉敷市から来た女性は、抜群に上手かった。是非『石狩挽歌』を歌ってほしいな。

文章では歌声を伝えるのは難しいので、詳細は8月10日午前10時から『BSジャパン(テレビ◯京系)』で放送するという。社長も会長も、来賓で来ていたBSの専務も皆後輩だから、何でもありの歌謡ショーだった。ホントにお世辞抜きで面白かった。

唯一『海上自衛隊東京音楽隊』の最後の演奏が、「軍艦(マーチ)」(パチンコ屋さんの開店の音楽)だったのには興ざめした。主催側は、タダで4時間以上やってもらっている❓以上、選曲は任せているのだろうが、明日は「8•6 ヒロシマの日」というのに、世の中の機微に鈍感な、いやあえてやっているのだろう❓が、私には不快だった。

スポンサーリンク

フォローする

スポンサーリンク