週間運気予報 運気指数96(1119)

617日(水)は、楽しい、嬉しい1日だった。『週刊現代』で必ず最初に開くのが習慣になっている「週間運気予報」。当たるも八卦当たらぬも八卦だが、今週(68日〜18)の運気指数は、何と96。何があるのだろうとチョットワクワクしていた。これといって特別なこともないまま、早や運気の期限も終わりが近づいて来た。

昨夜は大手町で飲んだ。ひょっとして大手町で飲むなんて、20年ぶりくらいではないだろうか⁉️大学教員の楽しみの一つは、卒業生の成長した姿を直に見ることだ。先々週、突然教え子のS相圭一君から電話がかかってきた。「来週か再来週飲みませんか、(M)直人も一緒で」3年前にも同じように言ってきて、目黒、赤坂で飲んだ。S相君はネット専門広告、M島君は、広告代理店の、いずれも営業マンだ。

ゼミからは毎年10人前後卒業して行ったが、卒業後はゼミ生以外からもたまに電話で、近況報告や仕事の相談が来る。中には「奢ってくださいよ」というのがいて、大倉山や神保町で何度か飲んだ。彼らはもっぱら喫煙コーナーで親しくなった学生たちだ。あそこは何となくアウトサイダーの奇妙な連帯感がある。

S相君の場合、巻頭に「おごりますから」が付いてくるのが可笑しい🤣🤣🤣M島君と住居が近いので一緒に飲むと「おまっさんの話題になって、授業やゼミでのことを思い出すんですよ」と殊勝なことを言う。前振りがこうだと、「じゃぁ行くか」となる。やはり2人は有能な営業マンらしく話の持って来方が上手い。

コロナ🦠禍の影響がまだ残っていて、指定されたKDDIビル1階の『魚盛』の大きな店内は、他に2組の客しかおらず、ガラガラだった。本来は3人で飲むところだったが、出かける直前に、若い友人の声優からメールで近況伺いがあったので、同世代の美人を呼べば、彼らも喜ぶだろうと彼女を誘った。

午後7時半のスタート直後に彼女が現れ、何も知らせていなかったので2人はビックリ❣️いきなりテンションが高くなる。良かった。もっぱら大学時代の私と関わりのある思い出話を披歴する。

S相君は人懐っこい性格で、大学1年の4月、「国内情勢分析」の講義が終わるや、ニコニコ笑いながら教壇にやって来て、「マスコミのバイトないスッかね」と、まだ名前も知らないのに大胆にも訊いてきた。以来、ゼミ生同様研究室に出入りし、我が家にも遊びに来ていた。よく荷物を運んだり、本棚の組み立てなどを手伝ってもらったが、困ったときは重宝した。もちろん破格のバイト料を払ったことは言うまでもない。

M島君は全ゼミ生の中で、一番卒論が立派だったのでよく覚えている。内容は、「電子書籍、雑誌の未来市場」を予測するもので、私も刺激を受けた。その研究過程で、日本一の印刷会社に内定した。「面接試験で、卒論のテーマについて話しのが勝因でした」と言っていた。もちろんこれも営業トークだろうけど、嬉しかった。彼はその後、誰でも知っている広告代理店に転職した。

<右からM島君、S相君。美人の声優は撮影を嫌った風だったので、無理強いしなかった。私流。>

酒が進むと、「授業の時はこうだった、ゼミの時はああだった」と、よく覚えている。「おまっさん、W菜のこと贔屓だったでしょう?」「ああ、俺は女性はみんな贔屓だ。アンジェラ・アキ似のNきちゃんとかどうしてるかなぁ」とたわいもない話に、声優の彼女も合いの手を入れたり、質問したり、会話が弾む。

2人とも在宅勤務で、それを若者らしく面白がって仕事をしているところがいい。S相君は7月31日まで在宅勤務が続くという。良い会社だ。「2人ともボーナスが出たばかりだから、本当に我々がおごりますから"」を繰り返えすので、本当にご馳走になる。普段だと「じゃぁこれから俺の行きつけの店に」と繰り出すところだが、さすがにこの情況では・・・と1軒で別れた。

みんなに見送られて入った改札が千代田線だったので、三田線まで歩いて乗り換えるところを、そのまま入ってきた地下鉄に乗って赤坂へ。凄く近いのにビックリ‼️『もも』には先客がいた。静かに梅干しをツマミにオールドパーのハイボール。ふと昔銀座のスナックで、故諸井薫さんがチーズを載せたクラッカーをツマミに日本酒の熱燗を飲んでいたのを思い出した。何か合わないような気がしたから印象に残っている。ウイスキーと梅干し・・・うーむ。

<帰りに『吉そば』で天ぷら蕎麦を食べたかったが、最終電車に間に合わなくなるのでパス。帰ってから自分で北海道産蕎麦に山芋、アゴの竹輪、ワカメ、椎茸旨煮、自家製キツネ、九条ネギを入れた「賑わい蕎麦」を作った。ツユは梅沢富美男さんの「ねこんぶ出汁」のみ>

帰りの電車の中でメールを開くと、夕方N協会の管理職異動のメールが届いていたのに気づいてなかった。じっくり見ていくと、古い友人が昇進していた。もう長く会っていないが、ずーとどうしているかなと気になっていた。それだけに自分のとき以上に、とっても嬉しかった。早速お祝いのメッセージを送ったらすぐ返事が来た。その時初めて分かった。「週間運気予報」の運気指数96の根拠が、今日のことだったんだと。

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