長雨の日々は(1378)

ブログが滞りがちになるのは、このところの雨で外に出なかったからだ。つまり書斎に篭りっきりで、やっていることはたかが知れている。元々「屁のような」このブログも、民放のニュース情報番組と一緒で食い物の話が多くなる。とはいえ9月に入って急に忙しくなった。

zoomを使った研究会に出席することもあるが、90分以上も発言者の顔を眺めているのは、まるで相互監視状態でさすがに疲れる。

後期の授業も始まるので、その準備もコツコツやっておく。資料や教材になるネタ探しは、”最新版“ が重要。院生の多くはメディア志望なので、テレビや新聞、雑誌をよく見たり、読んだりしている(はずだ)から、ニュースの切り口の背景説明に使う。私は基本、対面授業なので、またキャンパス周辺で立ち食いそば『長谷川』『キッチン南海』『三品食堂』『メルシー』・・・いやあ〜美味いものが食えるのが嬉しい😃😆😊😆😂。

そのまま依頼があった2冊の本の原稿を書けば良いのだが、それには勢いというものがあって、怠惰な私は一区切りつくと、ついついNetflixだったかAmazonプライムだったかの『ラッキー』を観てしまう。これほど大笑いした映画は近年ないかも。もう3度も見直している。既に観た邦画『鍵泥棒のメソッド』の韓国版リメイクなのだそうだが、内田けんじ監督作品では、ここまで笑い転げ🤣🤣😊😊なかった。女優役で登場するチョン・ヘビンさんが綺麗だ。

雨だと買い物も徒歩2〜3分の『まいばすけっと』で済ませてしまう。当然食卓から魚が消える。あの何でも安い徒歩6〜7分の『okストア』にも鮮魚コーナーはあるが、養殖、冷凍、解凍ものが多くて、刺身ともなると『山助』のように活きの良い魚を観ている前で捌いてくれるようなことは望むべくも無い。

こうなると自然と『キタムラ』のトンカツや家人がここのところ凝っている❓いやハマっている伊勢丹味の宅急便で届いた全国の食材で作る料理が多くなる。漬物からバナナ、生卵、シュウマイ、餃子、パエリアと様々だが、こちらも鮮魚は無い。

9月8日は天気が良かったのでプリンスペペの『山助』まで赤べこ号を走らせた。水曜日は河岸が休みなことは知っているが、ここは産地から直送しているものもあるので覗いて損はない。大きなスズキが目に止まったので1 匹買って刺身用に捌いてもらったところ、調理のお兄さんが「お客さん、コレダメです👎🙅‍♂️」と声がかかった。「虫がいる」というのだ。どんなに新鮮な活魚でも虫がつくのはよく分かる。捌いてみなければわからない。

この店が信頼できるのは、こうしたチョットしたことを大事にするところだ。それならと半額ほどのイナダに変更する。毎度書く「うれしの」を作るためだ。ついでにホタテとアワビも。久しぶりの刺身に帰りの車上(と言っても自転車だが)で、夜の食卓を思い浮かべる。しみじみコロナ禍での生活の変容ぶりを感じる秋の日である。

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