立ち食いそば探訪記【85】<あずまや 妙典・旧江戸川河畔川の駅>(1503)

東西線  妙典駅から私の足で徒歩20分。川の駅『あずまや』に、今日(4月23日)午前11時45分過ぎに行って来た。「好いわぁ❣️😍👍💕」。この暑さの中、テクテク歩いて汗をかいたところに、旧江戸川からの風が心地よく、目の前に広がる川面を眺めながら、来た甲斐があったと早くも満足、まんぞく。

この手の茶店は、余り期待してはいけないと思いつつ、温かい「そば」に「コロッケ」をトッピング、550円也。ここでは、「そば」「うどん」には、「きつね」か「たぬき」がつくものと決まっているらしく、「どちらにしますか❓」と訊ねられたので、もちろん「きつね」にした。土曜日の昼どきとあって、私の前に3人客がいて、待つこと10分。見た目は何の変哲もない「そば」だった。が啜り始めて、「ありゃ、何だコレ。美味いじゃん😋😋😋」と独り言。甘く煮締めた「きつね」、ゴロっとしたジャガイモの食感がたまらない「コロッケ」。汁(つゆ)につけても、崩れることは全くない。最後まで型崩れしない🙆‍♂️🙆🙆‍♀️👌コロッケだった。

それにしても、お汁(つゆ)が、お世辞抜きで美味いんだわ😋😋。ワンポイントのワカメもいい仕事していた。お嬢さんに訊くと「揚げ物は私が(揚げました)」と言った上で、「行徳駅(注・妙典駅にも)近くのお肉屋のアズマさん(で作ったものを揚げた)のだから」と。なるほど精肉店謹製なのかぁ〜❣️👍👍💕。

店の東側の桜の木陰が、喫煙所🚬になっていて、私もやっと一服、いや六服ほどした。もちろん無料だが、喉も乾いたのでアイスコーヒーのブラックを戴いた、300円。  

      

ちょうど居合わせた常連さんの解説によると、以前は違う方が経営していたものの、閉店したため2〜3年空き家状態だったそうだ。「このままじゃせっかく川辺に遊びに来た人たちが、飲食も出来ず不便だと言うことで、周囲の人たちが市川市と相談して、4年ほど前に(先程の精肉店の)アズマによって再開したんだ」と。なるほど、さすが地元事情通。精肉店の『アズマ屋』と建築物の名称『四阿(東屋)あずまや』とを、かけて付けた店名なのだろうか🤣😅👍💕。

この常連さんは、介護タクシーの運転手さんで73歳。実に親切で、「この桜は5〜6年前までは葉っぱもつかずに、どうしたもんだろうとヤキモキしたんだよ」とか、「すぐそばにある『常夜灯』は見ておいた方がいい」とか、「この地域は神輿が有名だから、表通りの行徳街道を右折したらすぐに神輿が陳列している場所があるから見て帰るといい」とか、ラーメンと串カツを食べながら詳しく教えてくれた。帰りには、市川市の「景観百選」のパンフレットまで持って来てくれる親切さ。市川の人は、ええ人が多いなぁ❣️😍👍💕。と言っても彼を入れて知り合いは4人しかいないけど。

店内では、ちょうどゴールデンウィークの営業をどうするか、鳩首会談の真っ最中。結局カレンダー通り。つまり月曜日、金曜日と雨天の日は休むものの、29日は、(ふだんは金曜日で休みのところ)営業することが決まり、その旨店の壁に貼り出していた。

 

せっかくのご親切を受けて、常夜灯も神輿も見て帰った。常夜燈の石碑には、ここが船着場になっていたことが書かれてあり、鬼平犯科帳など時代小説で、江戸から船でここまで来て、成田街道を目指すコースだったことが伺えた。神輿の方は、相当由緒正しいもののようだ。鎌倉時代の運慶、快慶の流れを汲む彫刻が施されているそうで、全国で4000基ある江戸神輿の半数が行徳の『浅子神輿』『後藤神輿』で締められていると言う。すごいものを見せてもらった🤣🤣😍👍💕😅😰 

帰りは歩き疲れた上、日陰で休んだのがちょうどバス停の前だったので、ちょうどやって来た京成バスに飛び乗った。車窓からの景色はなんだか、郷里杵築の町屋に似ていて、行徳が古い街であることを認識させられた。

江戸川を渡るとガラッと雰囲気が変わって、気がついたらJR本八幡駅だった。街の看板を見ていて現在に戻ったことがよく分かった🤣😁🤣。

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