立ち食いそば探訪記【108】<究極の塩だし そば助  稲荷町駅そば>(1528)

美味しい「立ち食いそばうどん店」が続くと、「そば活」冥利に尽きる。今日(5月11日)もそんな1日だった。御徒町の『鶏だし そば うどん 三丁目』を後に、初夏の陽射しが眩しい中、目指すは稲荷町駅そばの『究極の塩だし そば助』。私の足で25分かかった💦🥵。途中、先の店から30メートルほど奥に行ったところに、タバコ屋さんの喫煙コーナーがあって、そこで3本吸ったので、その分時間がかかった。場所は浅草通りと左衛門橋通りが交差する角にあり稲荷町駅からすぐだ。

店先に立って首を傾げてしまった。無い、無いのだ。SNSで見たあの黄色い「立ち食い」と大きく書かれた看板が。どうしようか?私は「立ち食い」にこだわっているので、全椅子席で、立って食べられない店はわざわざ行っても食べずに帰る。つまり無駄足になるのだ。3度店の前を行き来して中を覗くと、どうやら椅子席ながら立って食べても大丈夫そうだ。

どこで見分けるかというと、カウンターと椅子の低さ、それに椅子席が固定されているところは完全にアウトだ。特に店の方が、「立ち食い」と書いていない以上、こちらで判断するしかない。第一店自体が「立ち食い」の意識がないのに、こっちが勝手に決めつけて入ると大失敗するから要注意だ。「立ち食いそばうどんの会」の投稿の多くは、おそらく半分以上は「立ち食い」ではない。

さて入って右側、端っこのテレビの下に陣取ると、注文したのは、冷たい「ぎばさそば」850円だった。券売機で見た瞬間、「おっ😵😵ちょっといい値段だな」と思わないでもなかったが、その謎はすぐに解けた。<一粒で二度おいしい>は、「アーモンドグリコキャラメル」だが、『そば助』は、「一丼で五度美味しいそば」なのだ。

 <そば助の正しい食し方> に従って、まずは①そのまま 一啜り ② 案内通りに<かつお塩>を振りかけ 二啜り③ <激辛ごま唐辛子> を投入して三啜り④ <ニンニラたれ>を入れて四啜り⑤ <残り汁にちょい飯> で「おじや」にして五啜りと完璧だ。私が注文した「ぎばさ」は、<海藻「ほんだわら」の異名>で、1ヶ月前に鶴見線武蔵白石駅近くの『石竹』で食べた「アカモク」はこの別称だ。ネバネバした、酢醤油で食べると美味しい、私の大好物。

普段は「そば」に、ご飯類は食べないが、この前の『三松』の「茶碗カレー」に続いて、郷に入っては郷に従えと思い戴いた。ニンニラ(ニンニクとニラ)が美味しくて、継ぎ足したほどだ。ご飯の代金50円を払おうとしたら、「午後2時まではサービスですよ」と優しい対応。

 

思わずいつもの「いやぁ横浜の妙蓮寺から来た甲斐がありました」と言うと、「えっそうなんですか🤯🤯😨😨」とニコニコ😊😊😊。とにかく麺がとても美味しかったので、次回は温かい「かきあげ天そば」を賞味したいと思っている。

 

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