2017年3月31日 T田昌幸教授に交代 / 547

きょうはT京都市大学在職最期の日だ。といっても28日に退職辞令をもらっているので、別段何ということもない普通の金曜日だ。月曜日と金曜日は、毎週午前9時半から、自宅近くの松本治療院で、針灸マッサージの治療を受けている。1回50本位の針を打ってもらうんだが、先生は旧東京教育大や筑波大学で鍼灸の講座を持っていた方で、今も渋谷の専門学校で週1日教えている。ここに通うようになって1ヶ月余り。長く続いた体調不良からは解放された。まだ脊柱管狭窄症が残っているが、それでも随分改善された。「筋肉をつけないと根本的な解決にはなりませんからね」と言われ、もっと暖かくなったらプールに通う予定だ。31日もじっくりやってもらった。

  午後2時過ぎ、練習にいっていた娘から「いま武蔵小杉。お昼食べた?」と電話が入る。私も部屋の片付けが忙しく、昼めしどころではなかったので、またまた近所の岩月で待ち合わせることに。娘は盛りそばの大盛りと親子丼。私はエビ天入りカレー南蛮。ここの蕎麦屋は、こじゃれた店ではないが、蕎麦がしっかり美味い。毎日食べても飽きさせない。メニューも豊富だ。

娘は昨秋から膝を痛めていて、今ひとつランニングの切れが悪いらしく、明日から八王子で開かれる大会を欠場することにしたという。あれだけ毎日休まず練習していたのに可哀想だが、「4月23日の春季大会にかけるから今回は諦める」と涙をこぼしながら、自分を鼓舞するように話していた。もうすっかりお姉ちゃんになったんだな。蕎麦と親子が来るとニッコリ。

  夕方6時過ぎから大倉山のほうろく屋で後任のT田昌幸さんとL洪千さん、それに休暇中のN協会仙台局記者のK又千重子ちゃんと大間のマグロや鯨の刺身、鯨のベーコン、ツブ貝、タコ等々をつまみに大いに呑んだ。Kちゃんは、C央大学、W稲田大学院時代の教え子で、マスコミ志望というのは知っていたが、W稲田のキャンパスでバッタリ会ったとき、「NHKに合格しました」と聞いてビックリ、それが縁でたまに呑むようになった。

  私の後任のT田さんは昨日、上京。家が見つかるまで当分Lちゃんの家の1階に間借りすることになった。それなら日吉と妙蓮寺の中間点にある「ほうろう屋」で毎晩飲めるねという話になり、さっそく歓迎の酒宴となった。

日本を代表する調査報道の旗手を前に、Kちゃんは取材の極意を吸い取ろうと一生懸命質問攻め。人の好いT田さんは、ニコニコしながら、時には大声で笑いながら愉しそうに受け答えしていた。3人の共通した意見は、「白髪交じりの髭は剃った方が良いよ」だが、当の本人は、「う・・・・ん」と大いに悩む。それを見てまた爆笑。

  本当に素晴らしい人が後任に来てくれて、感謝多謝である。彼なら都市大の学生達にも大いに愛されるだろう。「研究室を見てきました。いやビックリするくらい広いし、綺麗でした」と喜んでくれて、(そうやろう、そうやろう、掃除したんやで・・・)これまた嬉しい。酒がドンドン進む。好い酒だ。

 きょうをもって私の東京都市大学生活は完全に終了した。改めて、関係者のみなさんありがとうございました。

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