入院 708

鰻の『川僚』を出ると、もう何もする事が無いので、駅前からタクシー🚕🚖で「国保小見川総合病院」に出かけた。

▼午後2時までに来るようにと言われていたので、1時間ほど早めだが、電子本を読んで時間を潰すことにした。一応総合受付で、病院🏥🏥に到着していることを伝えると、「脊柱脊髄センターの窓口に行ってみて下さい」と、言われるままに移動する。

▼ほとんど待つことなく、私の担当看護婦というU野直美さんが、病院🏥内を案内してくれた。この病院の特徴は、看護婦さんも事務員さんも、どの人も、明るく笑顔で対応してくれる所だ。

▼Y浜市民病院や大船のT州会病院、殺人事件があったO口病院は、義母が入院していたので、その余りに不親切な対応に、病院というのはそういう所だ思い込んでいた。それだけに良い意味で驚いた。「ここなら安心して入院出来るわ」と患者に思わせるだけでも素晴らしい。

▼病室は個室をお願いしていたが、今日までに開きが出ず、110号室の相部屋となった。老人が3人入院中だった。早速明日からの点滴のために、左腕に点滴用の管を取り付けてくれることになつた。

▼ところがU野さんが突然、「私ここに来てまだ1月未満ですから、注射器刺すの不慣れなんです」気の毒そうに言う。「えっ」少し怯んだが、「針の一本や二本、刺し間違えても、この脚の痛みに比べれば屁みたいなもんや」と逆に安心させる。

▼検診で脈拍が113で多いと言われる。これまで一度もそんなことを言われた事が無いので、いささか驚く。あとは異常なし。

▼U野さんからは、この後の詳しい予定を説明される。「手術は、明日11時30分からで、病室を出てから戻るまでに1時間30分です」と言われると、本当に入院したんだなと実感が湧いて来る。

▼午後3時からCTやMRIの他各種検査がはじまり、その間にも、薬剤師のT田千恵子先生から入院中の糖尿の薬の使い方など諸注意を受ける。「今夜から糖尿病食になる」と言われて、思わず「よかった。昼メシに鰻、食っといて」と口を滑らせたら、「退院後も血糖が高いと回復が遅れますから、食事は気をつけて下さい」と注意されてしまった。

▼MRI検査に行っている間に、晩ご飯が出ので、私だけ午後6時半過ぎになった。メニューは、シュウマイと切り干し大根の酢の物、大根の味噌汁、林檎🍎🍎ふた切れだけだったが、思いのほか味付けが良くて、これからが楽しみだ。でも明日は手術前の朝食抜きだそうだ。

▼BSが映らないので、見るほどのテレビ番組もなく、ウトウトしては、電子本を読み、疲れたらまた眠る。何だ自分のウチと同じ生活じゃないか。

▼今夜は両足が吊ってつって痛いの何の。こんな時に限って、なぜか昔T京地検次席検事だったT別当さんを思い出した。怒りっぽい人だったが、好人物だった。それにしても変なの。

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