朝から1時間ほどウォーキングをした。介護の学校に行っていて、感染とか認知症とかについてみっちり習うのだが、可笑しいのは、高齢者介護の知識って、つまり自分にもあてはまることばかりだ。当たり前と言えば当たり前のことだけど。その一つが運動で、このところ全く動いていない。そこで妙蓮寺界隈を1時間ほどゆっくり歩いたが、暖かかったせいか汗びっしょり。風呂上がりが心地よい。
＜しばらく来ないうちに駅の北側に浅木クリニックが移転していた＞
一眠りしたあと学校に向かう。今日は末娘も来ているので、晩飯は学校の近くにした。以前から彼女に教えておきたかった、いくつかの定食屋や食堂を私がキャンパスに通える、あと2〜3年の間に教えておこうという魂胆。
大学院時代だけでなく、研究員や兼任講師として、もう15年もこの界隈で食べ回っている。残念ながら閉店した店も多い。このところ気になっているのは、立ち食い蕎麦の『長谷川』で、いつも閉まっている。
今日はキャンパスからは少し歩くが、鶴巻町の究極の立ち食い蕎麦屋『山吹』にしようと店の前まで行ったら、夕方は午後４時から休憩中で、再開する午後6時まで待たなくてはならない。しかしがっかりする必要は全くない。通りを渡ってすぐのところに定食屋『あわや食堂』がある。昔は古い建物だったが立派なマンションに建て変わってその1階に。
午後5時10分に合流した。もちろん娘は知らなかった。とにかく定食の種類が多いのに大喜び。単品も充実していて、しかもリーズナブルだ。「オムレツが150円😵😵❣️❣️」と声が裏返っていた。それだけに迷う。カキフライは2人とも異議なし。私はシメサバ定食。ここのは酢加減が抜群で、この味を出すのは難しかろう。大好物だけにどこの店でもよく注文するが、酸っぱすぎたり、ボケ味だったりしてがっかりされられることが多い。ここは完璧だ。
料理が美味いと話が弾む。娘は、最近「アボガドライス」なるものを食っているという。なんじゃ⁉️「この前一人で焼き鳥屋さんに入って4本食べただけなのに1200円ぐらいして暴利よ。あれは親と一緒に食べに行くもんだと思った」と憤慨していたから、「梅酒を1杯飲んだんだったら、それくらいするさ」「やっぱりそうかなぁ〜」と渋々納得。私には20歳の末娘が、一人で焼き鳥屋で飲んでる姿を想像しただけで可笑しかった。
上の娘2人とは、代沢に住んでいた頃、もっぱら下北沢の魚専門居酒屋『魚真』や焼き肉の『桔梗亭』ばかり行っていたので、焼き鳥屋の記憶はない。寿司は、亭主が横柄で、感じが悪い有名店に２回行っただけで止めた。なーに寿司は『魚真』で気持ちよく食べられたからこれで十分完結していた。人間の記憶は食べ物とある。美味いものを食べた記憶は幸せと重複するとは、言い過ぎか⁉️
