「珈琲いかがでしょう」と「あのときキスしておけば」が面白い(1302) 増補

 4月から1ヶ月。記者とはいえテレビ出身としては、やはり新番組ドラマが気になる。とりあえず録画して、次々と見ていくのだが、1回、2回、と見る内に次を見たいと思わない番組は「録画予約」から消していく。当たり前だが、あくまでも私的嗜好で”剪定”していった結果、1ヶ月経ってまだ見ているのは、

①中村倫也さんの「珈琲いかがでしょう」(テレ東)

②蓮佛美沙子さんの「理想のオトコ」(テレ東)

③阿部寛さんの『ドラゴン桜2』(TBS)

④松坂桃李さんの「今ここにある危機とぼくの好感度について」(NHK)

⑤麻生久美子さんの「あのときキスしておけば」(テレ朝)

⑥竹野内豊の「イチケイのカラス」(フジ)

ちなみに録画していたのは、件の6本以外は、▲有村架純さんの「コントが始まる」(日テレ) ▲北川景子さんの「リコカツ」(TBS) ▲江口のりこさんの「ソロ活女子のススメ」(テレ東) ▲栗山千明さんの「ラブコメの掟」(テレ東) ▲山口紗弥加さんの「だから私はメイクする」(テレ東) ▲本仮屋ユイカさんの「私の夫は冷蔵庫に眠っている」(テレ東) ▲大地真央さんの「最高のオバハン」(フジ) ▲松たか子さんの「大豆田とわ子と三人の元夫」(フジ) 。

<この面白さはなんなんだ‼️>

最初にこの文章を書いた時、すっかり忘れていたのが今日(5月3日)放送をリアルタイムで見て、「あぁいけねぇ」と思い出した。弁護士から裁判官になった竹野内豊さんの判事ぶり、「職権発動」で裁判官が事件をしらべて、毎回真相を明らかにしていく。これは必見だ。

この他にも新番組はあるのだが、最初から見ないのは警察、刑事もの。人が殺されるのを見るのが好きではないし、暴力モノは見ていて疲れるので録画しない。

番組の概要はネットで見てもらうとして、「録画一覧」の表示を見ていて驚いた。「地上D071」か「BS171」が多いのだ。いずれも『テレビ東京』。とにかくテレ東ドラマ、それも深夜枠が面白い🤣🤣🤣。あれ⁉️テレ東って深夜以外ドラマをやってたっけ⁉️

継続している6本のうち『ドラゴン桜2』は、2005年放送の前作を観て面白かったので、ついつい今回も。新垣結衣ちゃんと長澤まさみさんを初めてみたのも前作だった。当時出ていた東大受験組役の6人は、いずれも無名か少なくとも、私は全く知らない若者たちだった。ところがこの16年のうちにアレよアレよという間に超が付くほど有名になった。このことは、みんなも知っての通り。新垣結衣ちゃんをはじめ、当時の受験生全員が登場したら話題を呼ぶだろうし、実際に観てみたい。難しいのかなあ。所属事務所やテレビ局同士の駆け引きもあるだろうからなぁ。

今回観ているのは、この若者たちが15年後にどうなっているのか楽しみだからだが、果たして私自身そのとき生きているのかどうか。認知症にもならず、彼らのことを覚えていられるのか怪しい。

「今ここにある危機とぼくの好感度について」は、舞台が大学であり、放送界出身の桃李君が、大学広報マンとして他人の評価を気にしながら、スター教授の論文疑惑問題に振り回される内容が面白い。理事会や教授会の場面では、「都市大にも似たような教授がいたなぁ〜」と思わせる内容や会話が結構リアルに描けていて笑いを誘う。それに1970年当時の学園紛争をパロディ化した場面でも「ああ、あったあった」とか「いたいた」と思わせシーンがいくつも出てきて、次が見たくなる。中々上手い。

『理想のオトコ』は、蓮ちゃんファンなので観て当然なのだが、これが意外と面白い🤣🤣🤣。今どきの若い人たちの恋愛観というか生き方が漠然と分かる気になる。というか我々の頃と実は似たようなもんだ。親しくなる過程や男女の仲なんて昔から何も変わらないと改めて思う。

そして圧巻は「珈琲いかがでしょう」。移動コーヒー販売車で都心から田舎まで各地で美味い珈琲を提供するイケメンバリスタと客との不思議な交流、「人を殺した眼をしている」バリスタの謎。テレ東らしいドラマでついつい観てしまう。これが一番今期では私には気になるドラマだ。と思っていたが、さっき(5月2日午後)観たばかりの麻生久美子さんと松坂桃李さんの「あのときキスしておけば」も抜群に面白い。まだ1回目だからなんとも言えないが、少なくとも麻生久美子さんが、あの「時効警察」の時のように好い味出しているではないか。いい味というのは具体的に言えば、見ているだけでゾクゾクとするような。やっぱりカッコいいよね。それに桃李君も好感度高い。こんな役者だったっけ⁉️とにかく最近何かとよくテレビにもCMにも出ているよね。

この1ヶ月は韓流ドラマをNetflixで見ることが全くなかった。テレビでも韓流は、「ケリョン仙女」(BSフジ) と「ストーブリーグ」(BS日テレ) を見るだけ。特に後者は早く次が見たくなるほどで、途中からでも是非。観てのお楽しみだ。

<ドラマの写真はいずれもSNSからの引用>

ニュースは、時間枠が1時間早まったこれもテレ東だが、新生「WBS (ワールド ビジネス サテライト)」。ただ以前のようにしっくり来ない。テレ朝の「報道ステーション」に、テレ東が撃って出た感じだからか⁉️肩に力が入っているような気がするのは私だけか。新キャスターのH田亮さんは、司法クラブで一緒だった時期が少しあるからしっかり見てしまう。もちろん彼は私のことなど覚えていないだろうけれど、当時の彼は謹厳実直そのもののだった記憶がある。そのうちテレビにも慣れてくるだろう。

逆に毎朝見るようになったのが同じテレ東の「モーサテ(モーニングサテライト)」で、それはニューヨーク支局の西野志海キャスターが抜群にイイからだ。チョット早口だが、テンポ、歯切れが良くて見入ってしまう。この人は上手い。「ポスト大江麻里子」といった感じ。

「サンデーモーニング」(TBS)は、何年も毎週録画してみる。不動の位置だが、大谷翔平選手が出場するようになってからは、その前の時間帯にやっている東山紀之さんの「サンデーLIVE」(テレ朝) 大谷コーナーが見逃せない。古田敦也さんの解説が抜群で、テレ朝の男性スポーツ担当アナ、朝日放送の女子アナ、東山さんとの4者が丁々発止、観ている方も楽しい。もちろん「サンデーモーニング」の張本勲さん、中畑清さんのやり取りも見もので捨てがたい。当分はスポーツはこの2本と平日の毎晩11時からやっている「ワースポ×MLB(BSNHK1)で決まりだな。

 

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