立ち食いそば探訪記【86】<じゅげむ 両国>(1504)

常夜灯を見たり、神輿を見学したりと思いがけない展開で、今日(4月23日)は昼を過ぎると疲れきってしまった。帰りも東西線妙典駅まで歩く気力が無くなり、タイミングよく来た京成バスに飛び乗ったのはいいものの、連れていかれた先はJR本八幡駅前だった😵😵😵。それならと、JR総武線に乗って両国の『じゅげむ』に初めて訪問した。

久しぶりの両国は、どーんと『江戸東京博物館』が駅前を占め、目指す『じゅげむ』は、地図では近くても迂回する分、遠いの何の。昼間の閉店時間が確かネット情報で午後3時のはずだったから、時計を見ると午後2時15分を過ぎていて焦ってしまった。

店内には、すでに女性客2人と男性客が2人、後ろの椅子席で注文の品が出来るのを待っていた。荘厳な雰囲気のお店で、客も静か。注文を受けてから天ぷらは揚げ始めるし、稲荷寿司も作り始めるという"出来立て"尊重のお店の様だ。随分前からここに行ったら・・・と決めていた「冷やし揚げ茄子おろしそば」にした。700円。ところが先客の調理をしている間、店内を見ていると<今日は鯛のちくわ天150円が80円>の掲示を見つけた。「スミマセ〜ン、鯛のちくわ天追加で、お願いできますか」「載せちゃっていいですか」「ハーイ」ということで、80円。合わせて780円と相なった。

やがてデカ〜い丼に色艶のいい「揚げ茄子」、縦半分に切った「鯛のちくわ天」、「大根おろし」が綺麗にそばの上に盛られて登場。「遅かりし、由良之助〜」ならぬ「茄子🍆之助〜」だったが、まずはその「揚げ茄子」から。とろ〜り、「えっ🤯🤯🤯コレが茄子なの。とろける美味さじゃん」と心の声。「そば」が好い。「大根おろし」と合う。

「鯛のちくわ」は❓おー、この前何処かで初めて「ちくわ天」を食べたが、「ちくわぶ」と間違いそうなほど、私の好みではなかった。これこそが「ちくわ天」と納得した。美味いわぁ😋😋😋。『じゅげむ』は、噂通りのレベルの高さだった。この「そば」といい、「天だね」「たね物」といい、品書きを見る限り全部制覇したくなった。「近いうちに、また来るさぁ~」と思いながら店を後にした。

すぐ近くに「たい焼き」の『浪花家本店』があるので、土産に6匹買って帰った。ここは麻布十番の『浪花家総本店』と兄弟店、どちらも創業明治42年と言うか、根っこが同じだから当たり前なのか、有名店でよくテレビにも紹介されている。我が家は四谷の『わかば』が大の贔屓だが、いずれにせよすぐになくなる。このところ福砂屋の手作り最中、博多『鈴懸』の「鈴乃最中」先日行った川崎大師『住吉』の「独鈷最中」と「最中」付いている。NHKの朝ドラ「カムカムエブリデー」の頃は、横浜玉島屋地下食品売り場の『御座候』を月に何度も食べていた。あんこ好きなのだ。

スポンサーリンク

フォローする

スポンサーリンク