立ち食いそば探訪記【98】<大年 川崎市>(1518)

手帳に書き留めた訪問予定店の課題を次々にこなすべく、3月16日午後、鶴見の『松の屋』の後は、鶴見駅前から矢向行きの市営バス🚌🚍に乗って、目指すは川崎市武道館前バス停前の『大年』へ。正確には「立ち食い」ではなく椅子席ばかりだが、お店自体が『立喰い』の幟を掲げている以上、私的にはOK🙆‍♂️🤣。ただし奥の端に、立って食べた。

店内は既に常連のお客さんが2人いてカレーを食べていた。私の顔を見るなり、「もう無いのよ」と女将さんの悲しそうな声に、こちらがびっくり😵😵😵。「おそばも⁉️」「あー😮‍💨😮‍💨それなら天ぷらだけあるわ」「じゃそれで」と短い会話。

奥の席に陣取ると厨房の中が見えて、他の天ぷらのタネはありそうなので、「ごぼう天とかイカ🦑天とかあるんですか❓」「えーありますよ」何だ😮‍💨🤷‍♂️

私は「天ぷらそば380円」とあるので、それだけが残っているのかと思ったら、「天ぷら類」の意味だった。そこで、その2つを追加してもらった。「お代は❓」「400円でいいわ」「えっ😨😨🤯🤯そんなぁ〜」「いいのよ、お汁が切れたから、これでお仕舞いなの」

話によると普段は、大体午後1時に締めるらしく、「今日は暑くて、冷やしが出たので、その分お汁が残っていたの」と言うや、外に出て入り口に『準備中』の札を下げに行ってしまった。実に昔ながらの「立ち食いそば」然とした創業47年、昭和、平成、令和と変わらぬ味わいだ。(2022年3月16日探訪)

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