立ち食いそば探訪記【203】<瓢箪 市ヶ谷駅> (1631)

▪️瓢箪

▪️千代田区五番町 市ヶ谷駅徒歩2〜3分

▪️温かい「かき揚げ玉子そば」540円

▪️2022年9月12日午後2時20分訪問

千代田区未踏店探訪、最後から2番目は『瓢箪』。「紅白の蒲鉾が一切れ乗ったそばの店」と言えば、立ち食いそばファンには有名な店だ。注文したのは、久しぶりに立ち食いそばの玉道、じゃない、王道「天玉そば」こと「かき揚げ玉子そば」(540円)。やっぱり"紅白さん” が、堂々と、そう『少女時代』のユナちゃんのように、センターで存在感をアピールしていた👍👍👍。

この風貌、この味、甘辛さの調和が取れた万人が愛する汁、サポート役の「わかめ」が肉厚で、単品で食べてみたくなる美味しさだった。無料の麦茶、冷たく美味しくてついつい2杯も飲んでしまい、100円置いて行こうかと、本当に迷ったほどだ。ただ余計なことをしては、常連さんが迷惑かと考え直した。

昔ながらの「立ち食いそば」は、こうでなくっちゃ👍👍👍。大分県は国東半島の片田舎出身の私は、52年前に上京して、初めて食べた立ち食いそばを思い出して、心の中で感涙してしまった。

こちらは、日本橋馬喰町の『ふじた』同様、中日ドラゴンズファンが喜びそうなブルーの軒先テントに、<立喰 そば処 瓢箪>と書かれた鮮やかな文字が人目を惹く。それもあってか午後2時半近いというのに11席はほぼ満員だった。

ご主人、女将さん、お姉さんが明るく、朗らかで、帰るとき背中に「またいらして下さい」の声を受け止めながら、晴れ晴れとした気持ちで引き上げた。今日の「そば活」は、満足、まんぞく、大満足👍👍👍だった。

蛇足だが、それなら書くなって、市ヶ谷って新宿区とばかり思っていたが、駅は双方に跨っていることを初めて知った。

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