火曜日(10月17日)は、授業がないので、宇都宮在住のO野益通さん達と掛川市の丸山製茶新工場の見学に出かけた。
▼到着したのが昼メシの時間帯だったので、先に掛川で有名な鰻屋『新泉』で、昼ご飯となった。ついこの前、奈良天理の『三島屋』で食べたばかりだが、やはり鰻といえば静岡なので、本家本元の味を愉しんだ。
▼「櫃まぶし」も選択肢にはあったが、名古屋で何度か食べたことがあるので、やはり鰻丼にした。私は、鰻のタレが自分好みなので、三島屋よりは、新泉の方に軍配を上げたい。
▼製茶工場🏭🏭🏭に行く前に、世界農業遺産の東山茶畑を丘の上から眺めたが、小雨で烟っていてハッキリ見えなかった。ここから生産者による日本茶三冠王(全国、関東ブロック、静岡県でNO1)のお茶🍵🍵🍵が取れていて、それを製造販売しているのが、丸山製茶だ。
▼製茶工場は、今年出来たばかり。世界水準の衛生管理がいきとどいた21世紀仕様で、異物が絶対入らないような、二重どころか、五重チェックが施されている。
▼まずマンナンバーを社員が打ち込まないと工場の入り口から入れない。衛生服を着用、帽子にマスク、特別な靴に履き替えて、エアーシャワーを浴びて、次の部屋に。ここで衛生服のチリをローラーで取り除く。さらに石鹸で手を洗って、消毒液で再度手を洗うとやっと工場内に入ることができる。
▼ここからは、お茶の葉っぱをブレンドしたり、粉にしたりといくつかの生産工程を経て、商品として出てくる。粉茶の場合は、機械と石臼でじっくり仕上げるものとに分かれるが、後者が茶道などで使われるお茶🍵になる。これほどの施設を整えた工場は、日本では丸山製茶を嚆矢とするらしい。水出しにすると、風味のある絶妙のお茶になると言う。