雨の一日 dangerous(危険な)爺さんは何をしているのか 858

このところ娘から「お父さん、( 学生さんに )dangerous爺さんと書かれて喜んでるでしょう」と、からかわれている。先日のM蔵野大学から届いた学生評価に、この記述があり私がそれを相当気に入っているのを知っているからだ。

幸徳傳次郎(秋水)さんも石川三四郎さんも大杉栄さんも伊藤野枝さんも秋瑾さんもローザルクセンブルクさんも「dangerous」な人物と見なされてきたが、それは権力者にとってであって、人民にとっては実に有益な思想の持ち主であり、反戦•平和の原点の様な人たちだった。それだけに学生時代には、大いに憧れ、好きだった。

幸徳秋水さんは、『帝国主義』の中で、「帝国主義は、愛国心を経(たていと)とし、軍国主義を緯(よこいと)として、織りあげた政策ではないか」と指摘していたことを今でもよく覚えている。この作品は1901年に刊行された処女作で、1911年に大逆事件で処刑される1年前には、「日韓併合」という朝鮮侵略、さらに20年後には満州国をでっち上げて中国を侵略した日本の未来を予見していたことになる。

大杉栄さんについては、またいずれ書く機会があるかも。彼と私は似ているところがあって、『自叙伝』を読んでは、悦に入っていた。(写真は、いずれもインターネットから引用)

dangerous爺さんは、雨の日☂️☔️は大人しくしている。トラウマで目覚める夜中から明け方まで『森友』関連の新聞📰🗞や雑誌の記事、ビデオに撮った📹ニュースを一気に読んだり見たりして、怒っているうちに、気がつけば朝刊が届いていた。

このブログでは、政治向きのことは書かないことにしている。中学時代からの親友には、自民党の議員もいるし、第一、自分の「主義主張」は押し付けないことにしているからだ。しかしそんな私ですら、『安倍 傲岸不遜、理不尽、不条理政権』のやっていることには、怒り💢💢💢💢💢💢を炸裂させるどころか、呆れ果ててしまっている。もう第2次内閣になって以降ずっとこの調子だ。まだまだ支持率が高すぎる。

今年はリクルート事件から30年だ。この事件では竹下内閣が吹っ飛んだ。あの時もキッカケはA日新聞だった。ロッキード事件も初報道は、A日だった。今回の森友然り。日本の悪しき政治を大掃除するには、どうしてもA日新聞📰🗞が関わっている。記者の能力が違うのか、会社のシステムが違うのか。

私の贔屓のM日新聞📰🗞は、頑張ってくれてはいるものの、どうしてもA日には一歩から半歩遅れをとっているし、愛読紙のT京新聞は、記事の内容では優れていても、人員の関係からか、スクープとなると後塵を拝しているのが実情だ。Y賣、S経に至っては他紙の粗探しは得意だが、スクープに関心がないとしか思えない。テレビは、身贔屓めいてくるが、N協会の社会部や科学文化部は、よく頑張っているし、A日、M日を凌駕することも多々あるのは、ご存知の通りだ。

雨の日☂️☔️☔️の老人は、外に出ないので、ゆっくり、じっくり、しっかり記事を読み、ニュースを見る。飽きたら『月刊小説すばる』の「チンギス紀」を読む。もちろん「韓流ドラマ」の『キム課長とソ理事』を、このところコーヒーではなく、日本茶や紅茶を飲みながら観ている。

スポンサーリンク

フォローする

スポンサーリンク