梅雨明け(1150)

8月の到来とともに梅雨が明けた。連日最上川の洪水を伝えていたテレビは、一転して全国各地の最高気温や熱中症危険情報に切り替わった。ジャーナリズムの授業では、よく「ニュースの陳腐化」を取り上げるが、その典型が気象ニュースかもしれない。

<KinKo’sの入ったビルの前で 空が夏色>

こんな好い天気にサクサク済ませておこうと、横浜駅西口にある『KinKo’s』にコピーに出かけた。出版用の180枚の原稿を編集委員分3部コピーすると合計540枚。これを我が家のコピー機でちんたらやっていたら夕方までかかってしまう。と片道15分、コピー15分・・・と計算して出かけて来た。暑いわ。夏空が頭の上に広がっている。気分爽快。

<このコピー機だとあっという間 大学にいた頃は、紙さえ負担すれば使い放題だった>

それにして横浜に住んで20数年になるが、今だに横浜を知らない。『KinKo’s』の場所もGoogle先生に訊いて、地図で辿ったが自分の想像した場所とは全く違う。なんだ、高島屋の裏をどんどん行けばいいのかと気づいたときには、すでに探し始めてから10分以上経っていた。逆に帰りは簡単だが、思わぬ関所『鈴一』が待っていた。

<お兄さん、マスクをしていては食べられません 今日も人気の鈴一>

確かにまっすぐ戻ると高島屋と『鈴一』の間の通りに行き当たる。寄らねば。8時半すぎに朝食を摂ったばかりだが、鈴一の「天ぷら+長いもとろろ+生卵+わかめ」きしめんは別腹。今日はミスを犯して、これに待望のイカ天ぷらをトッピングした。注文する際、自動販売機の「天ぷらきしめ」を押したのを忘れていたので、天ぷらがダブってしまった。それにキツネも。得意の「まぁいいか」で納得。

それにしてもこの1週間は、身の回りに様々なことが起きて結構忙しくしていた。月曜日に定期検診で五反田のTの眼科に出かけたら、検温で37.3とあり、「えっ🤯🤯🤯コロナ⁉️」と蒼くなった。すぐそのあと訪れた五反田内科糖尿病科クリニックのI藤静夫先生に相談すると、「2~3日様子を見ておかしかったら、電話をいただければ対応しますから」と誠意あるお言葉。この先生は本当に「医は仁術」の方なので、命を預けている。先生の言葉に安心したのか、風邪薬が効いたのか夜中には36.8、朝には36.3 でスッカリ改善した。

<ビックリするほど綺麗になった五反田駅 Tの眼科の前から撮影>

この日の夜は千葉市稲毛の居酒屋で、同郷で、美人で秀才、6年先輩のN井はるみちゃんと3年ぶりに飲む約束をしていたので、ドタキャンしてしまい、残念かつ申し訳なかった。私の郷里はど田舎で人口も少なく、教育環境は県立高校とM山塾があるだけ。はるみちゃんは、そんな田舎町からK州大に進学した才媛。健康であれば、また会う機会もあるだろう。

木曜日には、元A日新聞カメラマンのF田徳郎さんが小雨の中、バイクで我が家に遊びに来てくださった。カメラマンならではの臭覚⁉️で、リビングの片隅に置いてある愛機に気づかれ、早速手に取って眺めておられた。F田さんと同様、私もOLYMPUSの大ファンで、ペンシリーズの他、作家のH谷鏡子さんにもらった貴重な「OLYMPUS M1」が自慢❓(OLYMPUSは、Mシリーズとして「M1」を発売した途端、中止に追い込まれた。ライカからMシリーズは自社(ウチ)の方が先だとクレイムがついたためで、OMシリーズに変更した)で、「米谷(まいたに)さん(=OLYMPUS Penの製作者)の生き方が理想だ」と、コーヒーを飲みながらカメラ談義に花が咲いた。

<左のOLYMPUSペンの後ろ奥にM1が鎮座している>

金曜日は徹夜明けだったので、朝風呂の後、ひとりで角煮、ゴーヤチャンプル、いかの塩辛、筋子、キムチをツマミにビール、ハイボールで酔っ払い爆睡。正午すぎに目覚めて、牛乳を1杯飲んだら、また目が開かなくなって再度爆睡。気がつくと家人が帰って来ていて夕飯の支度をしていた。やはり月曜日の風邪の疲れが残っていたのか。

窓を開け放つと蝉の声が煩いほど聞こえて来た。やっと夏らしくなった。

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