政権崩壊はGo to キャンペーンの愚策から(1144)

こんな当たり前のことをブログに書く情けなさ。「命あっての物種」は、昔から言い古された言葉であり、子どもだって知っている。コロナ、災害で疲弊しているこの世の中で、観光のために移動を勧める愚策は、ブラジル大統領並みだ。

私の小学校からの同級生も湯布院で旅館を経営しているから、大変な状況なのは直接聞いて知っている。1兆3500億円という大型の予算規模で観光だけに特化し、国内旅行の宿泊だけでなく日帰りにも半額前後補助が出るとあっては、私だってまた沖縄に行ってみたいし、それこそこの機会に湯布院に泊まりたいと思う。

しかしそうだと思っても、自分が観光に行ってコロナるのは勝手だが、感染させられる側の身になって考えれば、はなはだ迷惑だ。なぜ今なのか。経営危機にある関係者にこの予算規模で補助して急場を凌ぎ、沈静化したらキャンペーンを遂行すれば良いではないか。この状況を判断できない政治家たちは、再燃したら、いやすでにしているが、どう責任を取るのだろうか。

論語にある <過ちては改むるに憚ること勿れ> 日本の政治家は、見栄と意地の張り合いだから、間違っていても無理に強行する。日中戦争、太平洋戦争然り。敗北や失敗から何も学んでいない。ここから先は戦争とおんなじだ。

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