巣篭もり盆休み(1157)

夏場に限らず、用がない時は家でゴロゴロしているのが日常になってしまった。特にコロナ禍と熱中症のダブルパンチに見舞われるようになった7月下旬以降は、仕事以外の週4〜5日は、買い物以外、自宅で過ごす。家人もお盆休みで1週間家にいるから、どちらかが「決死隊」と称して炎天下、スーパーや魚屋に出かける。

この恩恵に預かっているのが、野良猫キンちゃん。ゴロゴロ庭の葡萄棚🍇🍇の下に出来た日陰で寝ていると、それを見て癒されるのか、家人が”賞味期限切”の鰹節パックをどこからか見つけてきて、「これキンちゃんに」と思わぬ福音が舞い込んだ。

先週ヨークマートでやっと見つけた『マルハニチロ』の魚肉ソーセージを、「おじさんから」と、半分コッソリ入れてやるとよく食べる。私は親切なので一緒に水も。だって鰹節だと喉につかえるのではと気になるからで、結構飲んでいるところを見ると猫も暑いのだ。

昼は冷やし中華か素麺だが、このところ朝は煮麺が多い。富山の『大門素麺』は、冷たいのは言うまでもないが、煮麺も抜群に美味い。で、韓流ドラマを見過ぎの老夫婦は、NetflixやHuluで見た通り煮麺にキムチを入れて食べている。こうした日々が続いていると先月10キロ買ったキムチも、残すところ3キロほどに。

食べてしまえば、家人は2階の自室に。だから食事の時以外はほとんど会話がない。どこのうちも同じなのかな。私も書斎に籠もり、電子版の新聞をT京、M日、A日と順に目を通す。時々月刊B春、週刊誌のG代、B春、Dヤモンド、それにA旗を興味のある記事から選んで読む。飽きたらベッドに横たわってパソコンで韓流ドラマを観るか、Kindleで中々終わりが来ない『四千万歩の男』の続きを。そのうち眠ってしまうので、目覚めると机に向かって講義の準備や作業メモを綴る📝📝。この繰り返し、いつ終わりが来るのか。

炭酸水を買いに行った近くのバッタ屋の親父さんが言っていた。            「来年まで終息はなさそうだから、コロナ抱えた若い人がいる場所に年寄りは近づいちゃいかんですよ」                                     確かにこのバッタ屋、客は高齢者が多い。

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