暮れに思うあと15年(1221)

「週刊G代」の毎週の老人特集は、読ませる内容が満載だが、どうしても硬すぎるから面白いと言うわけではない。そこを往年の美人女優な名優、タレントのグラビアや思い出話特集でフォローするというパターンが定着してきた。だから「あれ、この前も同じような特集記事を読んだような????」となりがちなのは私一人ではなさそうだ。

そんな中で、「残り10年、人生をどううまくまとめるか」特集は、みな考えることは同じなので可笑しかった。このブログでも書いたかもしれないが、人生85歳が男性の平均寿命だとすれば、残すところ私はあと14〜5年だ。「週刊G代」は読者を70歳と見立てているのだろう。いずれにしても私たちの世代は、カウントダウンに入ったのだ。私自身は来年2月で69歳になる。75歳までは、せめて73歳までは社会と関わって生きていたいと考えている。ボーボワールの『老い』を読み始めた。文字が小さくて辛い。これも「老い」だな。

もう一つの特集「だから、人は間違える」も私の年代になると、「どこで判断を誤ったのか?」と自分史を振り返る。家人は「振り返らない主義」で徹底している。正しい。だがそこは人間というものだ。いまさら振り返ったからと言って「覆水盆に返」るわけではないのだが、韓流ドラマでは、最近の流行りは過去に戻る内容のものが多い。ついつい「あのとき、あの時間に、あの場所を通らなかったらどんな人生だったのだろう」と思いがちだ。そんな自分に気づいて笑ってしまう。「週刊G代」は、今この時の人生をいろいろ考えさせる。

<紺野美沙子さんのグラビアも良かった>

蛇足ながら「小室圭さんはどうすべきなのか」は、つい先日家人に「あの人はなぜマスコミに叩かれるのかね?」と聞いたばかりだ。彼が借金したわけでもないに、若者の恋愛、それが皇室であろうが、「愛よりいそぐものはない。赤の他人が余計なお世話だ」。と書くと、必ず「国民の税金が使われるのだから・・・」と言い出す輩がいる。そんなことを言い出したら、彼女の気持ちは一切顧みられないということで良いのか?とついつい私なんぞは思ってしまう。

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