出発の日はまもなく  /  587

このブログの題字のバックにある綺麗な景色、これは小笠原父島の海と浜辺なのだ。私がタラタラとⅡ期だけ87回も皆さんのお目汚しに、ブログを書いてきたのは、『小笠原便り』をスタートさせるための前口上、プレオープンのようなモノだ。上手くいけば6月10日から新しい生活環境の元で、私なりの「屁のような」ブログで小笠原を紹介できればと思っている。なかなか一部の親しい人や酔っ払った拍子にしか話せなかったが、全く縁もゆかりもない小笠原島に出かける準備が整った。6月9日の船便も10日からの宿泊先も今日すべて決まった。初めて訪れる島だけに「未知との遭遇」を愉しみにしている。

上の5枚は、ありの木さんの承諾を得て掲載(感謝!!)https://www.arinoki.com/

ここから下の図版と写真3枚は小笠原観光協会のホームぺージから引用

▼そのために今週は、6月2日まで何かと最後の雑務をこなすことで忙殺されそうだ。弓立社の諸々の案件も、ほぼ9割方終了したので、後は1件の入金待ちのみで、支払いはすべてとっくに終わっている。まずは4月2日以降のブログで紹介した、奈良県天理市のY中䂓矩子さんの田植えの手伝いに6月3日から5日間ほど出かけてくる。帰ると9日から小笠原丸に24時間乗って父島だ。定年後目指した、夢の計画の第一歩だ。

 ▼実は、当初4月2日から出かける予定だったが、3月31日に発売した『おひとりさまで逝こう』の出版記念パーティーや明日(5月31日)発売の『検証 / 「若き哲学徒」死の真実』の出版作業の他、いざとなると何かと残務整理が多く、2ヶ月近くも日延べしてしまった。この間、ひょっとしたらもう会えなくなるかも知れないと思い、「呑もう」と言ったり、言われたりした友達の80%以上には応えてきたつもりだ。当初、今年は9月20日まで滞在する予定だったが、客員教授になったM蔵野大学で、7月13日に「マスコミの世界」という特別講義を頼まれ、雇ってもらったからには引き受けたので、7月9日の船で帰ってくる。だからたかだか1ヶ月の小笠原暮らしだ。まぁ好いじゃないの。

▼とは言え、もし暮らしていけそうだと判断できたら、来年からはアパートを借りて・・・と考えているが、この間の経験から小笠原の住宅事情、宿泊事情は相当厳しいモノがありそうだ。まず長期滞在はかなり難しく、今回も島の中央部、つまり連絡船が入港する二見港からは相当離れた山の中?にある「シャンティーバンガロー」のみが長期滞在可能だった。

シャンティーバンガローの外観(ホームページから)

ナインボールの外観と中(ホームページから)

ただ30日間同じ所というのも芸がないので、6月20日からは、大村という繁華街にあるコンドミニアム「ナインボール」に8日間予約できた。それ以上は難しいと言われているので、それから先は未定だ。将来のことを考えてなるべく地元の人たちと同じ生活をしてみたいと思っているので、素泊まり形式の宿泊施設となるとさらに困難だ。まぁ困ったらカードが使え、東京のホテル並みの料金を払えば泊まれるところがあるかも知れないが、こればっかりは行ってみないことには軽々には言えない。

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