冷蔵庫が壊れた(1241)

冷蔵庫が壊れた。予兆はあった。今年に入ってからアイスクリームやガリガリ君が、ゆるゆる、ぐずぐずになっていた。先週土曜日、製氷室のダイヤアイスが溶けた。「あり⁉️」。

日曜日、冷凍食品が溶けはじめた。

月曜日は、登記の手続きがあって終日外出していたから、帰ると冷蔵庫のビールが常温になっていた。慌てた。

火曜日ついに近所の電気店に飛び込んだ。ここが親切なのは、量販店で買ったものでも、「イイですよ、見に行きましょう」と和かに快諾してくれたところだ。

自宅に帰って程なくして見に来てくれた。早い。「東芝ですね。分かりました。二俣川のサービスセンターに連絡してしておきます」と素早い。私は気が弱いので、こんなに親切にされると絶対この店で次の冷蔵庫を買おうと決めるだろう。

27日水曜日午後4時、サービスセンターから専門家が来て5分もせずに診断終了。「ガスが抜けてます。入れ替えるのに7万円はかかります」。これを聞くやいなや「ビックカメラに行きましょう」と家人。「あの駅前の店親切だし、故障したらすぐ修理に来てくれるからあそこにしたら・・・」と私。が家人は冷静。「10万円以上違うのに、(量販店で買うのが)当たり前でしょ」。それを聞いて沈黙は金なり。

タイヤが凹んだ電気自転車🚴‍♀️「赤べこ号」に空気を入れて、家人を後ろに乗せ、さぁ新横浜へ。20分足らずで到着。『プリンスペペ』の駐輪場に停めて『ビックカメラ』の冷蔵庫のコーナーへ。「いまのは野菜室が真ん中にあるから、出来れば使い慣れた同じ形がいい」と主張する家人に逆らう理由はない。ところが値段を見て、「大口にある『コジマ』にも行ってみましょう」。どうやら比較したいらしい。「同じビックカメラグループだから値段は一緒では」と一応主張してみるも一蹴。

途中、新横浜駅の『吉野家』や『リンガーハット』が入ったビルの前で、「どちらも生まれてから一度も行ったことがないからどちらか食べたい」と言うので、『リンガーハット』にする。これは五島列島に行った時、立ち寄った長崎市内でタクシーの運転手さんから「四海樓も美味いけど、リンガーハットと変わりませんよ」と言われたことを覚えていたらしい。その時はさすがに「長崎まで来たのだから・・・」と四海樓にした。彼女はミニ皿うどんとミニちゃんぽん。私は野菜たっぷり皿うどんとミニちゃんぽん+餃子にした。うん。それなりに美味い。近くの新横浜駅篠原口で老夫婦やっている『グラバー亭』はさらに美味いが・・・。

自転車を取りに戻ってびっくり❗️後輪がパンクしている。たしかにさっきタイヤの空気が抜けていた時からおかしいなという予感はしていた。しかたなく再びビックカメラの、こんどは8階に。自転車を突然持ち込んだのでお店の人がびっくり。「ここで買ったの」と言ったら、「これは有楽町店ですね」とあっさり否定。「えっ😨😨😨じゃモスグリーンの涼風号の方だ」と主張したら、「普通は予約してから来て戴くんですが、これから修理しましょう。午後7時半に取りにきてください。午後8時ピッタリにエレベーターが止まりますから」と親切。

急遽自転車でなく、横浜線で大口駅へ。久しぶり。とにかく17〜8年前に松見町に住んでいた頃、コジマの真前の大型スーパーに散歩がてら買い物にきたり、さらには奥の方にある『ペンギンカメラ』にクラシックカメラを買いに出かけたものだ。コジマでは、以前洗濯機を安く買ったことがあるため、家人は覚えていたらしい。こんなこと書いたら、バレたら叱られるけど、家人は私には関心が90%以上無いのでブログの存在も知らない。選挙も公認になるまで言わなかったから知らなかった。手伝ってくれた時は驚愕した。彼女は私とは比較にならないほど金持ちがだ、しっかりしている。お金のある人って、そういうものなのかもしれない。

でコジマだが、店員のS津さんがメチャクチャ親切で、つきっきりで相談に乗ってくれる。『ビックカメラ』と同じものがあったが値段が2万円近く高い。「いま『ビックカメラ』で同じものを見てきたのですが・・・」と家人がスマホで撮った冷蔵庫を見せる。「分かりました、この値段より安くしますし、サービスもします」と思いがけない反応。結局搬入に1週間以上かかる、気に入っていたシャープを諦め、前と同じ東芝に落ち着く。家人ニンマリ。こういう時はすこぶる機嫌がいい。とにかく早く届く機種が最優先。これで安心、よかった。家人と別れて再び新横浜へ。

ビックカメラに戻ると、途中4階でCDを大量に買ったが、1分違わず午後7時半に到着。前後にタイヤもチューブも交換したが、さっきのポイントでCD共々無料。何だか得した気分。

<土曜日午前中に届いた冷蔵庫 😌😌ほっ安堵>

冷蔵庫があるのが日常になってしまうと、使えないこと自体が考えられなくなっている。我が家の冷蔵庫は、電化製品が届いた小学校5年生までは、大きな氷を氷室に入れるタイプを使っていた。だから物心ついた頃から「冷蔵庫」がなかったわけではないが、今回のように全く無いとこれほど不便だとは思いもよらなかった。便利に慣れすぎた生活。災害の時に経験するのが常だが、こんあんちょっとしたことで、被災地を思い浮かべる。

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