伏見俊之君の13回忌(1342)

月日の経つのは早い。特に「去る者は日々に疎し」というが、逝く者は記憶の彼方に遠のいていく。

<四谷三丁目・新宿区荒木町界隈>

社会部時代に親しかった伏見俊之君が逝ってから12年、彼の13回忌(6月20日)を覚えていた5人(6人の予定だったが、1人は病気で来られず)が、四ツ谷荒木町の『さわ野』に集まった。2人ずつ、席を分かれ、透明シート越しに座ると、わざわざ地方から新幹線で駆けつけた後輩が持参した地元の名酒で献杯したあと、それぞれに往時を偲んだ。

実は私はといえば、昨日(7月2日)の怪我は今日の昼を過ぎてもまだ痛く、果たして四ツ谷まで行けるだろうか不安だったが、テーピングと踵、脚、膝頭用と3つのサポーターを付けて固定し、杖代わりに雨傘を使って、とにかく出かけた。もう伏見君の法要をすることは無いだろうから無理をしてでも参加したかった。

<荒木町車力門通り入り口>

最初に彼の同期が伏見家の近況を報告した、といってもほとんど情報はなく、それだけ疎遠になったということだ。後は、熱燗が好きだった伏見君の飲みっぷりや実はなかなかのドンファンだったことなど思い出を語りあった。もう何度も繰り返された話ばかりだったので、あとはお互いの近況や活躍している現役の後輩たちの話題が中心だった。当たり前だな。

私が昔のNHKの仲間と、こうした会合を持つことは、今後ほとんどないだろうと考えて、正直にさまざまな想いを語った。苦い思い出も月日が癒やしてくれる。他人からみれば、驚く様な話でもただの過去の出来事に過ぎない。当事者には長く苦しい葛藤もあったが、ようやく今、笑い話で語ることが出来て、もはや思い残すことは無くなった。

日の高いうちに帰ったが、家人と娘は宝塚歌劇団を観に有楽町の宝塚劇場に行っているので、1人大谷翔平君の活躍をビデオで見ながら「四海樓ちゃんぽん」を食べる。美味い😋😋いや美味すぎる。ちょうどテレビで『リンガーハット』の「ちゃんぽん」を紹介する番組をやっていて、日本を代表するシェフたちが高い評価をつけていたが、私はこの冷凍もので結構満足している。もちろん店で作ったものも大好きだ😘😘😘。

足はまだ痛く、歩くたびに「痛ててて」と思わず声が出てしまう。立ち上がる時に膝頭に激痛が走る。大事をとって明日4 日の介護の仕事は休むことにした。早めに連絡したのでD志田・新施設長が対応してくれるという。次は8日なので、それまでには治さないと。

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