図書館と菊名『渓』の唐揚げ (1409)

歳をとると活動範囲は狭くなり、休日ともなると家の周りを自転車🚲に乗って高田渡さんじゃないけど、♬隣の街までお使いに♪♪行くくらいだ。

 

小春日和の11月26日は、久しぶりに隣の街の菊名にある港北図書館まで、予約してあった『容疑者の言い分』(西日本新聞社)を借りに行った。司法キャップをしていた頃もう30年読んだが、授業で使いたかったが、早稲田の図書館にはなかったので諦めていたが、試しに横浜市立図書館で検索したら出てきた。もちろん持っていた本だが、いつの間にか手元には無くなっていた。そんな本は数多ある。末の娘に教えられるのは図書館の利用が上手なことだ。とはいえ「その本ウチにもあるよ」も多い。

もう何年前、F木啓孝大兄とH々野研ちゃんから一緒に、「もうこの先、そんなに読める訳じないんだから処分した方がいいよ」と言われて、「確かに」と大いに納得し、あげる、捨てるを一気にやった。中国関係の貴重な本は研究者に使ってもらった方がいいだろう神田の古本屋に「商品になるものは買って、ならないものは欲しい人が安く買えるようにして処分して下さい」とお願いして、確かダンボール箱で3箱だったか❓送ったら3万円も振り込まれて恐縮した。

私にとってはもう使わない本でも、若い研究者には貴重な文献もあるからそうそうゴミで捨てるのは躊躇する。ずいぶん昔、大ファンだった手塚さとみさんの写真集を古本屋に売ったら1万円だった。それだけでもビックリしたのに、後日店頭では4万円で売られていた。まぁそんなものかもしれない。

港北図書館に行くと必ずといっていいほど帰りに立ち寄るのが、菊名の『大分中津から揚げ渓』で、定番の鶏手羽9本とモモ肉3個を買った。このところタイミングが合わなくて三ヶ月あまりご無沙汰していた。というか地元の妙蓮寺駅前にも『がくう』という横浜の地元を売りにしている店がオープンして、ここの「甘だれ唐揚げ」がビールに合うので、ついついここで完結してしまうの。もちろん正統派の唐揚げは『渓』が我が家の好みなのだが、わざわざ隣駅まで行くのはね、と。今夜は家人はウクレレ教室、娘はバイトとあって1人なので、コレをツマミにいっぱいやろうと思ったのだが、皿に盛るときニンニクの香りがぷーんとしてついつい1個。テーブルの上は、買い物したものを広げたまま。これじゃいかん、と思いつつもハイボールを作ってドンドン飲んで、とうとう食ってしまった。

それでも今一歩のとこで理性⁉️が残っていたから、娘や家人の分を食べては悪かろうと途中アンコウの干物も出してきてツマミに。半分うたた寝しながらいい気分。やっぱり唐揚げは何と言っても揚げたてが一番だな。酒は昼間に限る。

スポンサーリンク

フォローする

スポンサーリンク