立ち食いそば探訪記【111】<つるや  上野駅前>(1531)

台東区での立ち食いそばうどん店巡りも、だんだん佳境に入ってきて、今日(5月15日日曜日)は最後の上野方面、駅の真前、徒歩1分足らずの『つるや』にお邪魔した。

入り口には、「これが文字が目に入らぬか‼️」とばかり、水戸黄門の印籠の如く「春そば」のの案が👍👍💕❣️。コレ(450円)に惹かれて、当初の海鮮かき揚げを止め、代わりにSNSで見て美味しそうだった「小海老の天ぷら」(160円)をトッピング、610円だった。

汁(つゆ)は、甘辛い「立ち食いそば」独特の風味で、「そば」は、少しもっちり系だろうか。いわゆる立ち食いそば店に多い麺と茹で加減だった。さて惹きつけられた「春の三品」。「竹の子」は柔らかく、「菜の花」は、食べてすぐ識別できる味わい、「桜えび」は、口中に春の香りを残して行った。そしてお目当ての「小海老の天ぷら」は、期待通りのぷりぷり感。決して高級ではなくても、海老そのものの味わいに十分満足できた。

上野という飲食店の多い場所ながら、引きも切らず入店してくる客、客、客。この店の魅力は、立ち食いコーナーが確保されていることと、入り口の賑やかしいショーウインドーで、これに瞠目し惹き込まれること請け合いだ。地方出身の私は、50年前に上京した時、こうした光景に感激したものだから。

<故郷(ふるさと)の訛り懐(なつ)かし停車場の、人混(ご)みの中にそを聴きにゆく>を思い出してばかりのところ、店を出てすぐの路地の入り口に、何と啄木の歌碑が立っていたのには、ビックリ、びっくり😵😵🥶😵😵🥶👍👍💕。何か呼ぶものがあったのだろうか。この前の道は何度も通ったはずなのに😅😰😅😰。一気に啄木が近く感じるようになった。

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