通夜の後 841

こちらの通夜は、案外あっさり終わったので、午後7時過ぎに『いち屋』にひとりで寄った。ここは、幼稚園の時から高校まで同級生だった故手嶋寿一郎、通称ジュッさんの奥さんと息子がやっている居酒屋で、帰郷すると必ずここで飲む事にしている。墓参り代りのようなもんだが、とにかく魚が美味い😋😋🐟😋😋。

この日も平目とカンパチが新鮮でコリコリしている。特に平目はもう一皿追加したほど美味かった。わさびが、粉っぽくて、ポン酢ともみじおろしを作ってもらう。抜群にうまい。ふるさ杵築のいいのは、とにかく新鮮な魚介類が四季折々ふんだんにあることだ。大好きなカキフライも、地元の海で採れた牡蠣を使っていて美味いのだが•••タルタルタルソースもウスターソースと辛子も、私にはイマイチで残念だった。それでも全部食べた。ジューシーで良い牡蠣だ。明日は『セブンイレブン』で、ワサビも辛子もトンカツソースも買って持参するつもりだ。生ビールと西ノ関の熱燗を2合、ハイボールを飲んで、アサリの味噌汁で〆て、午後8時半過ぎに引き上げた。

ホテルの手前30メートルで、中学時代の友人K田亮から電話が入った。10数年ぶりだ。どうやら通夜に出ていて私を見つけたらしい。「今から行く」というので、「もう飲んだし、昨夜はほとんど寝ていないから4月の終わりに親父の33回忌で帰ってくるから又にしよう」と応じると「30分だけ」というので、近くの『錦寿司🍣🍣🍣』に入った。ところがどっこい、中々解放してくれないどころか、同じ竹馬の友K野晴生ちゃんをよびだした。「一平が来てるのなら」と、私が横から「来なくていい」と大声で叫んでいるのに、10分後にはやって来た。とにかく亮ちゃんは、酒しか飲まない。閉店しても帰らないのをやっと晴生ちゃんと2人で連れ出した。

店を出ると「もう1軒」と言って聞かない。晴生ちゃんもわざわざ風呂に入っていたところを呼び出されたので、ここで別れては確かに申し訳ないので、隣のスナック『恵ミ』に移った。ここで久しぶりにカラオケ大会に突入🎤🎤。辛いわぁ〜。20曲ぐらい歌ったところで、「明日告別式の前に親父と(親友吉崎)雄ちゃんの墓参りに行くから」と断って解放してもらった。故郷の旧友は嬉しくもあり、シンドくもある。

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