教え子からのメールに「しょうがないなぁ〜」とニンマリ 977

記憶にない名前のメールが届いた。以前勤めていたT市大学の学生で、私の授業を取っていたらしい。マスコミを受験するからいろいろ話を聞きたいというのが、メールの主旨だった。

このところT市大に限らず、他の学生からも、この手の面談希望が少なくない。ブログの973回で、「客員教授の良さは、学生の指導や就職相談が無いところだ」というようなことを書いたが、まだまだ相談があるところが、可笑しい。もちろん喜んで応じた。

ただ、軽く2000人以上は教えているのだから、いきなり名前を言われてもゼミ生と大学院生以外はすぐには分からない。彼女がユニークなのは、大学1年の時に私宛てに送ったメールを添付して来たことだ。別に変な内容では無いので、「現代女子大生気質」が見えて可愛い。

概ねこんなこと。

< 単位をたくさん取りたいので、履修科目を追加しょうと考えていたら、友だちから小保先生の『現代国内情勢』の講義が面白いという噂を聞きました。今から授業を受けても出席は大丈夫ですか❓>

それに対する私の返事が分かりやすい。

<面白いかどうかは分かりませんが、出席は取っていないので、いつでも大丈夫。授業中に『寝てませんよカード』や『レポート点』『コラム筆写点』を出すのは、期末試験の時に、その持ち点を試験の点数に加算すると楽だろうという親心ならぬ爺(ジィ)心からです。ちなみに小保一平ではなく、小俣一平です>

▲凄いなぁー 去年の11月初旬は杖をついていたんだ 脊柱管狭窄症で

メールを3年経っても持っているところが凄いね。こういう些細なことが、教員冥利に尽きると言える。やって良かったと思う瞬間でもある。

スポンサーリンク

フォローする

スポンサーリンク