徹夜で災害情報を見る(1138)

7日から8日にかけて夜中にテレビの災害ニュースを見ていて、とうとう昼まで見続けてしまった。こんなことおそらく20年ぶりぐらいだろう。社会部の遊軍やデスクでいたときは、全国のどこかで警報が出ると解除になるまで、時には会社に2日も3日も泊まり込んだ。それは私に限ったことではなくて、N協会が災害時の指定公共機関だから局員は誰もが何らかの対応をするのが当然だと思ってきた。

鹿児島時代は、大変だった。与論島から出水、菱刈、吉松までが県内だから南北600キロその距離たるや半端じゃない。梅雨前線や台風が停滞すると他県には悪いが、「早く抜けてくれ」と願ったものだ。そう、人間というのは現金なもので、今回も鹿児島で被害が出ていると聞けば、ニュースを気にするのに、それが抜けるとまた日常の生活が始まる。そんな不埒な思いでいたからバチ❓が当たったのか。深夜友人からメールで、「大分県杵築市を流れる八坂川と高山川が警戒水位を超えたとN協会のニュースでやっているが大丈夫か」と知らせてきた。

あちゃー😣😣😣こりゃ大変だとテレビのチャンネルをつけた次第。こんな時は無条件でN協会だ。深夜、明け方でも30分おきに10分〜15分ほどだが、災害情報をやっている。それが済むと次のニュースまでは、iPoneで「大分県」さらに実家のある「杵築市」のネット関連情報を探す。そんなのあるのかな⁉️と思っていると、凄い‼️

杵築市内に設置された12箇所の防災カメラのリアルタイムの映像が出てきた。確かに八坂川は水量が多く、気になるがこればかりは如何ともし難い。あの辺は誰々さんのうち辺りだ、そこは誰々の家だと、子どものころから知っているだけに人ごとではない。それにしても横浜にいながらにして、故郷を見ることができる。インターネットの時代なのだ。

<普段の八坂川 堤防のそば、左から2軒目白い建物と右にこんもり緑が多い所が我が実家>

私は愛国主義ではないが、愛郷主義ではある。18年間の思いが身体に染み込んでいるからだろう。これも共同幻想である。

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