雨の日曜日(1136)

『四千万歩の男』を読んでいたら、もう昼だったので家人と一緒に雨の中を、先日知った「沖縄そば」の『ちゅらさん』まで食事に行く。

  

ゴーヤチャンプルと豚の骨付きあばら肉と三枚肉の醤油煮、島らっきょう、沖縄もずくをツマミに『オリオンビール』と石垣島の泡盛『於茂登』を飲む。この泡盛はクセが無くて結構好みで、石垣島にいる時はよく飲んだ。

〆は「沖縄そば」と「じゆーしー」のセット。前回は「ソーキそば」だけだったうえ、今回ツマミでソーキは食べてしまったからこれにした。ゴーヤチャンプルには、沖縄らしくポークランチョミートが入っているが、クドくない味付け。「ここは、おごるよ」と言ったら、「いいわよ」と割り勘に。全て経済が別なので、これが好い。「今度じゆーしーとソーキを作ってみよう」と言いながら大いに満足した様子だった。

帰ると昨日から観ていた韓流ドラマ『ミス コリア』の続きを、家人はリビングのソファーで、私は書斎にこもって観る。ビデオもテレビも観るペースや趣味が全く違うから、経済同様いつも別々。

飽きるとまた『四千万歩の男』の続きを読む。長い長い作品。杵築藩の麻田剛立が所々で出てくるので、何かと惹かれるが、天文や測量技術の話が綿密に描かれているところでだんだん眠くなる。目覚めて気力があると、ルポの書きかけを再開する。日々この繰り返しだが、これだと生きる意欲がだんだん萎んでくるような・・・。

先週金曜日、久しぶりに昔の仲間たち3人と四谷荒木町で飲んで旧交を温めたが、他の元同僚たちの近況と健康の話が中心で、だんだん共通の話題もなくなる。果たして次に揃うのは・・・と思ってしまう。

選挙結果はネットのニュースで午前0時過ぎに見た。このままでは、いまの野党はどこまで行っても「蟷螂の斧」といった感じ、野党統一戦線を組まない限り、惨敗の繰り返しだろう。自民党に敵失が多いだけに残念以上に嘆かわしい。逆に維新の支持が伸びていることに形を変えたファシズムの浸透をヒシヒシと感じるのは私だけだろうか。

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