うんざりする日々の中でのオアシス(1199)

ニュースを見ても新聞を読んでもうんざりすることばかりで、何かを記すという行為自体気が重い日々が続いていた。特にこの1ヶ月余り、菅総理は考えているのか?これも分かり辛いというか分からない。記者会見を開かないのではなくて、開きたがらない。もっと言えば開くのが怖いのではないか。とにかく答弁したくない姿勢が見え見えだ。詰まるところ周りに担がれて総理にはなってはみたものの、自分の無知蒙昧さが露見することを極力恐れて、避けているのではないかと疑ってしまう。

官房長官時代は、サバキがうまいといわれていたが、実はこれも官邸や官僚が用意した答弁、回答事項を訥々と読み上げ、難しいところは「応えられれない」を連発して逃げ切る手法で、見た目には、「やっている感」を漂わせていただけなのではないのか。それが総理というトップに立つや怪しくなってきた、というのがこの間の動向を見ていての私の感想だ。あぁN協会の後輩記者、S木庸介さん(衆議院東京10区立候補予定者)を見習って、「人の悪口は言わないようにしよう」と誓ったのに。批判と悪口は別だし、それに公人は構わないか。

そんな鬱陶し日々を送る中、今の楽しみは介護の学校「Nチイ」横浜校で、毎週日曜日若い人たちに混じって初任者研修という講座を受けることだ。すでに何度かさわりを書いたが、朝10時から夕方5時15分まで充実した時間を過ごしている。

  横浜駅近くの「Nチイ横浜校」が入居しているビル(ここの22階)

久しぶりにブログを更新したのは、「介護研修同期」のM浦さんが、昨日(11月29日)の昼休みに席の横に来て、「小俣さんのブログ読んでますよ」と囁いたからだ。「へぇ〜よく見つけたね」と本当に驚いた。個人商店のようなこの小さなブログは、いつも書いているように幼稚園から大学院までの同級生や同窓生、昔の職場、飲み仲間や取材で知り合った友人知人100人をイメージしているので、馬鹿なことを書いても「相変わらず小俣はアホやなぁ」と笑って許してくれるからで、それに私も大いに満足している。そんな友人、知人たちに「同期」の彼女も加わってくれてとっても嬉しい。「同期」とかいうと関係の絶対性みたいなものに縛られているようで何か言われそうだけど、構えなくていい関係というのは気楽で楽しい。

この同期生、全員の苗字以外、お互い何をしている人なのか、ほとんど知らない。時々「うちの旦那は」とか「中学生の娘が」といった片言隻句から家族がいることを認識する程度だ。M浦さんが唯一人私のことを知っているのは、たまたま一緒に横浜駅まで帰ったときに「何をしている人ですか?」と訊かれたので、嘘をつくわけにもいかないので少し話しをしたからだ。だから彼女以外は、まん丸メガネのまん丸顔のまん丸ハゲ頭のおじさんが、なぜか介護のことを勉強しにきていると思っているはずだ。その通りだけど。

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