嬉しいこと😃😆悲しいこと😢😢(1205)

細々(こまごま)とした仕事を済まさなければならないのが師走。「こんな時に」と思うように雑用がある。昨夕台所の蛍光灯が切れて、今朝から買い替えに。脚立に乗って取り替える作業は、これまで苦でも何でもなかったが、今は結構危なっかしい。後何年軽々と出来るのかなど悲観的に考えても仕方がないので、「その時は電気屋さんに来て貰えばいい」と割り切ることに。

作業が終わったところで、一昨日メルカリで買った『老い』が届いた。送料込みで300円だから、相当古くてボロボロかと思ったら、経年の古さはあるものの新品同然。いやぁ思いがけないことに大いに喜ぶ。それにしても彼女がこれを書いたのは60歳の時と知り、改めて驚く。気がつかなかったが翻訳者は朝吹三吉。私はフランス文学など齧ったこともないが、翻訳本を読んで佐藤朔、白井浩司、朝吹三吉くらいは知っている。それに「朝吹」と聞いた時、「K應義塾なら、あの朝吹英二と関係があるのか?」と当時調べたら、あにはからんや孫に当たった。

K應というのは、明治の実業家を数多輩出しているから、「中上川」とか「早矢仕」などの姓を見るとついつい関係者ではと思ってしまう。それは高校生の時に読んだ小島直記の『福沢山脈』の影響からだと思う。でその朝吹三吉さんの孫が、芥川賞を『きことわ』(貴子と永遠子)で受賞した朝吹真理子さんだ。彼女が受賞した時、父親がブランス文学者だったから、「血は争えない」と思ったのを覚えている。でも祖父が『老い』の翻訳者だとはすっかり忘れていた。というか気がつかなかった。

今取り掛かっている仕事が済んだら、M山治さんから贈ってもらった『安倍・菅政権VS検察庁』、Y腰修三さんからの『メディアと感情の政治学』それにこの本と年末年始の読書が楽しみだ。あっ介護の本も読まなくっちゃ。

悲しいお知らせ。コロナで気になるのは、何度か通った店が閉店に追い込まれることだ。『酔の助』『謝謝』『キッチン南海神保町店』『スヰートポーヅ』『早稲田軒』と数え上げたらキリがないほどだ。ここに来て今度は五反田の『後楽そば』が今月14日をもって閉店という情報をT橋宗ちゃんが教えてくれた。あっちゃ🤭🤭🤭〜。

『後楽そば』に最後に行ったのは、今年の6月22日午前10時40分だった。その日は、カツ丼と焼きそば、わかめスープの3点セットだった。

かつてJR有楽町のガード下で営業していたのが、駅の改修工事で立退きの憂き目に。確か2〜3年前に五反田で再出発したので大いに喜んだのだが。

14日までまだ日にちがあるので、来週東京に出た時に遠回りしてでも寄ることにしょう。あのソース焼きそばは、縁日や祭りの時と同じで味で、何故か郷愁をそそる。

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