東京新聞編集局長が書評執筆『変貌する日本の安全保障』(1295)

ありがたいことです。弱小出版社にとって、メディアに取り上げられることほど強い味方はありません。講談社や文藝春秋などのような大手ともなれば、バンバン新刊の広告を打つことができますが、吹けば飛ぶような弱小出版社、我が有限会社弓立社にとっては、そう簡単ではありません。そこで意識高い系、つまり読者層が本を手に取ってくれそうな新聞に広告をお願いしています。全国紙の毎日新聞、日本経済新聞、ブロック紙の東京新聞、北海道新聞、西日本新聞などです。しかし順番待ちのため、掲載されるのは20日以降になってしまいます。

<我が家は、東京新聞、毎日新聞、朝日新聞は電子版購読  赤旗のみ紙新聞>

ところがこのように発売から2週間で、これだけ大きく、しかも筆者は知る人ぞ知る、業界の人間なら皆知っている東京新聞編集局長のO場司さんです。これには私もびっくりしました。なかなか編集のトップが筆を取ることはありません。まれに読売新聞のW辺恒雄さんがいるぐらいしか、寡聞にして知りません。出版社代表として感激以上の何ものでもありません。もちろん筆者の半田滋さんが、長きにわたって東京新聞の防衛記者として活躍し、社内外で高く評価され、信頼されて来たからに他なりません。

<電子版だと雰囲気が出ない❓かもしれないのでセブンイレブンまで新聞を買いに>

手前味噌ですが、ゲラ刷りの時から何度も読ませていただいて、ついでに学生の反応をと、大学2年生(昨年)で国際政治を学んでいる末娘にも読んでもらったところ、「とてもよく分かるわぁ〜」との感想を得て、これは「全ての社会人の教科書」だと意を強くしました。

大手書店はもちろん、アマゾン,楽天からも購入いただけます。また電子版も準備しました。価格もこのボリュウムで、抑えに抑えました。それは沢山の学生諸君に読んで欲しいと考えたからです。日本を取り巻く情況は、決して予断を許しません。特に安保法制によって、「そこにある危機」は、「いま、そこにある危機」になりつつあります。そうさせないためにも、是非、この本を読んでいただき、日本の安全保障の現状を共有し、危機回避のために何をなすべきかを考える一助になればと願っています。 

       2021年4月14日 総合出版社 有限会社 弓立社代表 小俣一平 拝

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