NHKオン デマンド(1334)

梅雨の天気は分かりにくい。昨夜(26日)は午後9時前には帰宅したので、書斎のベッドでアイスキャンディーを齧りながらNHKオン デマンドで『坂の上の雲』の続きを観る。何度見ても飽きない。これを作ったS藤幹夫さんとは考査室で知り合ってからの仲良し。この作品のエグゼクティブプロデューサーのN村与志木さんは私の同期。局内ではよほど親しいか同期だけは呼び捨てにするところだが、彼は確か私より2〜3つ、他の連中より4〜5つ歳上だったから、みんなから「お父さん」と呼ばれていた。というかあだ名を持っていたような記憶が・・・。

もう多くの人が観ているだろうから言わずもがなだが、配役がイイ。モツクン、阿部寛さんはもとより、大山巌役の米倉斉加年さん、児玉源太郎役の高橋英樹さん、東郷平八郎役の渡哲也さんなどなど。韓流ドラマに飽きたら日本回帰だなぁ。

別に NHK出身だから書くのではなくて、このNHKオン デマンドは素晴らしい。私たち記者は、夜回りがあるし朝駆けも必須だったから実はほとんどドラマや番組は見てこなかった。ドキュメンタリーで報道局が噛んでいるものはビデオに撮って見るには見るが、それほど多くはなかった。私が夢にまで出てくるくらいドキュメンタリーを観たのは、S藤さんと同じ時期に考査室にいた3年間だった。あれはありがたかった。「NHKはこんな番組を作っていたのか‼️」と何度も感激した。あの考査室勤務がなかったら、その後の大学での講義内容も違っていただろうし、面白さに欠けていたかもしれない。大量の番組をCDに焼いた。

NHK秘蔵、というか何故か(物議を醸したからだろうが)見せてはいけないことになっている「奥ヒマラヤ禁断の王国 ムスタン(前編・後編)「奇跡の詩人」「問われる戦時性暴力」のお蔵入り3部作もバンバン講義で使ってきた。その都度「生涯見ることができないかもしれない番組」と説明して90分の授業中に全部見せていた。もちろん解説や分析、当時のメディアの反応なども講義した。これは今ではNHK職員でも見ることができないと聞いている。先日娘がバイト先で、私の教え子だという中央大学OBが、その話をしていて「面白い授業だった」と言っていたと。

とにかくPRではないがNetflix、Hulu、AmazonPrimeVideo、U-NEXTに、NHKオン デマンドを加えれば、鉄板の映像生活が送れること請け合いだ。ところで大河ドラマの「真田丸」「新撰組」は何でないのかのう❓

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