穏やかな休日 朋友来訪(1349)

朝から大谷翔平選手のオールスターに釘づけ、とはいえ登板・出場は2回までだったので、あとは録画でゆっくり見ることにした。昨晩のテレビ東京 WBSで「大谷選手の経済効果240億円」とやっていたが、私も長い間ポカリスエットだったが、最近はアクエリアスを飲んでいるから、早くも経済効果は出ているということやね。

昨日着ていたスーツが、ドイツの『BOSS』製と朝のワイドショーでやっていた。広報の女性のコメント「親戚みたい」というのには大いに笑った。日本中が彼のことを親戚みたいに思っているのでぴったり。BOSS製品は今日以降売れに売れるだろう。

社会部デスクをしていた頃、科学文化部のO久保記者のお姉さんが、この『BOOS』に勤めていて、社員販売のセールを紹介してもらって何着か買ったことがある。そんなに高くもなくて、それをさらに安く買ったわけだけど、華美にならない、シャキッとしたイイ感じの洋服だった。当時は「HUGO BOSS」という名前だったと思う。大谷君にはピッタリ。以前家人と「大谷君は”高級”にこだわらないだろうから『ユニクロ』が、『SHOHEI]』ブランドを立ち上げて売り出せば人気が出るかも」と話していたが、もっと早く目をつけていた『BOSS』はさすがだ。

<上記3枚の写真はNHKニュースやSNSからの引用>

午前中は娘のレポートの相談に乗ったり、私自身も取材先に長い質問状を書き上げ、何年か振りにFAXで送った。FAXなんて、このところ、たまに熊本のミカン農家や鹿児島の焼酎屋から「特売の案内」チラシが届く程度。ほとんど使わなくなった。今はPDFをメール送信というのが多く、電子音痴の私などは最初は大いに戸惑った。その点FAXには何となく親しみを感じてしまう。原稿用紙に手書きの原稿をFAXで送っていた2〜30年前が懐かしい。

FAXが主流だった頃は、まだ編集者とも直接会って打ち合わせていた。それが今ではface-to-face は、ほとんどない。「そんなことに時間をかけるのは無駄だ」という風潮が主流なのだろう。実は無駄なことが大切なので、今は無駄でもそう遠くない時期に役に立つことを我々は経験してきた。

     

     <せっかく来てくれたのに話に夢中で写真を撮るのを失念 SNSから>

そんなことを考えていたら、午後2時まえ、ノンフィクション作家のT井健一さんから電話があり、「今白楽にいるんですよ。いますか⁉️」「お〜今日、明日は休みなんよ。ちょうど仕事がひと段落したからおいでよ」と応じると、10分ほどで妙蓮寺駅へ。自転車で迎えに行くと既に駅前で待っていた。コロナが起きてから赤坂に飲みに出る機会がほとんど、いや全くと言っていいほどなくなった。彼の義理の母、と私が勝手に言っているだけだが、和枝さんがやっているバー『もも』も1年近く休業中。彼は『もも』の常連で、私とはそこで知り合ったから、他で会う機会は数えるほどしかない。それだけに久しぶりの再会だ。  

娘も家にいたので、3人でコーヒーを飲みながら、「週刊現代で混ぜ物がほとんどない安心のパンと書いてあったのを読んだカミさんが、会社に行った日は必ず麹町の『ココスナカムラ』で買ってくるんよ」と無理矢理⁉️ヤマザキの「薄皮クリームパン、あんぱんを勧める。

話は多岐にわたるし、取材内容は私企業❓秘密だから書けないが、私も彼と話したいことが結構あって、そこに娘も参入して話は尽きず。

晩飯の魚を買いに新横浜に行く必要があったので、午後4時過ぎ買い物に行きがてら駅まで一緒にぶらぶら。友達でうちに来たのは、M山治さんやM森直昭さん、あとはNHKや都市大学の後輩、同僚たちぐらいで、T井さんの来訪はとても嬉しかった。コロナが過ぎれば、ここ1年余り疎遠の友達と再会できるのを楽しみにしいる。今しばらく我慢だな。

プリンスぺぺの『山助』は、さすがに午後4時を過ぎると魚がなくなっていて、手頃な値段のものは、サゴシと一昨日買った「毘沙門イナダ」ぐらいだった。あのイナダは抜群に美味くて、三浦半島の三崎はマグロばかりでないことを知った。それでもさすがに連チャンはね。結局少々値は張るが大きな金目鯛にした。それを半身は刺身用に、もう半身は湯引き用に皮を残してもらう。金目の尾頭で鍋にすれば今夜の夕飯は鉄板だ。またラタツーユを作り損なった。明日こそは作るぞ。

帰りに近所の八百屋で鍋の材料をアレコレ買う。今日の暑さに台湾パイナップルは甘味が増したかもしれないが、葉物はへたっている。そりゃしょうがないわなぁ~。でも買う。

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