立ち食いそば放浪記【76】<ファミリー 千歳烏山>(1492)

日曜日の今日(4月17日) は、午前9時過ぎに自宅を出て、まず目指したのは南武線沿線シリーズの課題店府中市の『もも屋』だった。9時16分に菊名で特急に乗り換え、山手線、中央線、さらに武蔵境駅で、生まれて初めての西武多摩川線と乗り継いで多磨駅で下車。ところが、なんとなんとの衝撃。休みだった。SNSの「年中無休」を信じた私が馬鹿だった。学生たちには、ネット情報は信じる前に確認せよなんて言ってはいるが、「紺屋の白袴」の謗りは免れまい。実はこの店は、電話番号を公開していないので実際に行ってみるしかないのだ。だから諦めるより仕方がない。

ただここまで来て驚いたことがあった。店の斜め前に建つ立派な校舎が、東京外国語大学なのだ。「ひえ〜」と思わず奇声を発してしまった。私は東京経済大学なので関係がないようだが、実は今から52年ほど前、中野区上高田にあった東京外語の学生寮『日新寮』にしばらく暮らしていたことがある。すぐ上の次姉がお茶大を辞めて外語のドイツ科に移り、その関係で潜り込めた。彼女の夫はイタリア科、死んだ上の姉の夫はロシア科・・・と周りに知り合いが多くなった。寮生だったスペイン科のT田誠一さんには、マスコミ受験のノウハウを教えてもらった。彼は共同通信に入り、海外にも出た。

学生運動華やかりし頃だから出来たことで、ここに住んでいた明治のF木啓孝さんと後に親しくなったのもここの縁(えにし)だ。当時の外語大は、キャンパスは巣鴨駅から近い西ヶ原にあったし、私もデモ要員に駆り出され、革マルに捕まったことがある。そんな思い出が校舎を眺めていて沸々と湧き上がってきた。

「そば活(立ち食いそば活動)」の方は、路線変更せざるを得ず、終点の是政駅まで出て、そこから徒歩で多摩川を渡った。歩いて渡ったのは初めてかも。途中何かが呼んでいるような気がしたので、西の方角を見てみると『麺のナカニシ』の大看板がオーラを発していた。ひょっとしたら「立ち食いそば屋」があるかなと、遠回りして見てきたが、ザンネ〜ン製麺工場だけだった。こうして南多摩駅まで出て、南武線で稲田堤から京王線に乗り換え、やっとの思いでたどり着いたのが、千歳烏山駅から2分のところにある『ファミリー』だった。

店内はカウンターの周りに椅子が7〜8脚ある作りで、「えっ立ち食いじゃないの?」と思ったが、看板に『立ち食い』と謳ってあるので立って戴いた🤣🤣🤣。注文したのは、温かい「山かけそば」に、「山菜」と「生玉子」をトッピング。600円だった。「そば」が出てくるのを待っている間、鴨居のメニューを見ていると、私が大大大好きな「辛み大根」があるではないか。しまった😭😂😂。何だかつい最近同じような表現を書いたような😰😰😰。

「山かけそば」にするときは、「生玉子」は外ない。このコンビが私にとっての「山かけそば」だと思っている。特に玉子が溶け込んだ甘辛い汁(つゆ)を啜るとき、加山雄三さんになりきってしまえるのだ。「幸せだなぁ〜ボクは」って。コレ分かる方、65歳以上。高齢者ですね❣️😍👍💕。

甘露の汁(つゆ)の美味さはもちろん、母上とご長男との息のあったコンビは、他の追随を許さない。なぜ店名が『ファミリー』なのか、分かった気がした。せっかくなので、「記念写真を撮らせてもらってもいいですか⁉️」と訊くと、「こんな顔でよかったら🤣🤣🤣どうぞどうぞ」と母上。エエひとや。私が妙蓮寺から来たというと、「わざわざ、そんな遠いところから」と、とても喜んでくれた。

「こんどは『辛み大根そば』を食べに来ますからね」と挨拶して踵を返すと、お母さんが後ろから、「妙蓮寺までに、お腹が空くでしょう。この『おにぎり』持って帰りなさい」とくれようとするのには、びっくり~ビックリ🫢🫢😵😵🫢😵~。「いえいえ」とお断りしたことは言うまでもないが、根っからの好人物なのだ。

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