立ち食いそば探訪記【104】<やもだそば 新宿西口店>(1524)

『よもだそば』で、「はこべ・ギシギシ天」を扱っているとの『立ち食いそばうどんの会』のメンバーの食リポを読み、60有余年前にタイムスリップ。新宿西口店に5月8日正午過ぎ、この貴重な天だねを食べに行って来た。この店自体の訪問は、昨年11月22日以来だ。

温かいそばに、コロッケもトッピング、550円だった。コレが通常の立ち食いそばの値段だから、『永坂更科』がいささか割高なのが判ろうと言うものだ。それにしても”思い出を食べる”という不思議な体験で、「美味いのか⁉️」と問われると、普通の青菜の天ぷらと特別何かが違うとまでは言いにくい美味さだ🤣😅😰。いやハッキリ言って「草を食む」と言う・・・。歴史を噛み締めながら味わった。

このブログを読んでくれていると思われる幼稚園以来の竹馬の友、上京後に知り合った仲間たち、社会人になってから鹿児島や東京で交流にあった友人知人の100人のうち、郷里や年代が一緒の友人たちは、次のことは良くわかると思う。私が生まれたのが1952年だが、故郷の大分県国東半島では、1950年代後半〜60年代前半までは、子どもたちは休みの日には、山に入ってゼンマイ、セリ、ヨモギ、ツクシ、ワラビ、タケノコなどの野草や山菜、ナバと呼ばれたキノコ、アケビやヤマモモ、グミ、木苺、椎の実、食用蛙などを採って食べたり、売ったり、食卓の一助にしていた。

<野草のギシギシ SNSから>

そんな一つギシギシは、茹でてお浸しにしたり、塩をまぶしてごま油で炒めていたような記憶がある。ハコベは、正月の七草粥に入れる以外は、もっぱらニワトリやメジロのエサにしていた。まさか東京のど真ん中で、60有余年ぶりに食べる日が来るとは😢😢😢。さすが『よもだそば』だ❣️😍👍。ここの変わり種の「たねモノ」は秀逸だ。

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