立ち食いそば探訪記【105】<山田屋 入谷・千束>(1525)

5月9日の午前中は、曇りのち雨の予報だったので、早いうちにスタート。先週連休中で涙を飲んだ、入谷の『山田屋』を目指した。コチラは、私が「立ち食いそばうどんの会』の三巨人の1人で、師と仰ぐK倉利之さんの超❓ご贔屓店。粗相をしないよう温かい「そば」に、師匠イチ押しの「ゲソ天」と大好物の「なす🍆天」をトッピングして戴いた。580円。

 

柔らかい「なす🍆」が、少ししょっぱめの汁(つゆ)と調和して、とても美味しく、またブツ切りにされた歯応えの良いゲソ天が、最後まで口の中で活躍して、少し顎が疲れた🤣🤣😅。入って一番奥で立って食べた。

ここはおそらく家族経営ではないかと思われる。ご主人、女将さんと<娘っ子>と呼ばれている人気者のお嬢さんの3人でやっている、と思われる。お嬢さんは20代後半だろうか?マスク姿で顔の半分しか分からなかったが、黒目がちの中々の美形と思われた。ちょうど昼前でだんだん混み合い始めたところで、次から次への注文が入る。奥でご主人が天ぷらを揚げ、女将さんが客の対応をし、彼女が麺を茹でる。それはとても力強く、サッサッとザルを振って湯切りしていく姿は見ていて気持ちがいい。彼女の振る舞い自体に無駄がない。

実は彼女が ”人気” なのは、どうやら愛想の悪さ、ツンツンしていて、客への対応が厳しいところにあるらしい。たとえば券売機で「ゲソ天そば」を探していて、故障のため使用できない時などは、「かけそばとゲソ天を個別に買えばいいでしょ!」と声がかかるという。券売機でお目当てを探しているとカウンター越しに「手の消毒はしましたか!」の尖った声が店内に響き渡るらしい。私は無事だった。

しかしそのツンツンが、おじさんたちには嬉しい?のだろう。行く前から何人もの会員の方に「要注意」の助言を戴いた。<娘っ子>との呼び方には、客たちの親愛の情がこもっているように聞こえる。

彼女目当てのお客さんが多いのだろうが、汁の(つゆ)の味がいいこと、メニュー、タネものが多くて楽しみなこと、それに天ぷらがサクサクしていて、「そば」との調和が絶妙なところなど、これぞ「立ち食いそば」とあって、超人気店なのだ。

ここに来る途中、御酉(おとり)様で有名な鷲(おおとり)神社の前を通ったので、お参りしてきた。テレビで見たことはあるが、こういう近代的な神社なので、びっくり😵😵😵した。

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