立ち食いそば探訪記【103】<永坂更科布屋太兵衛 新宿地下ビル店>(1523)

昔から愛用してきた『永坂更科布屋太兵衛 新宿地下ビル店』が5月10日に閉店すると聞いて、「コレは行かねば」と、5月8日は朝から何も食べずに行って来た。

気負い過ぎたのか、午前10時55分着で1番乗り。人生で一番とはずーと無縁だったのに、こんなときに😅😅😅。お姉さんが少し早めに開けてくれて10時58分の発券だった。そのため2番目に並んだ人に迷惑なので写真撮影は「発券開始前」のものだ。

注文したのは、せっかくなので一番高いタネものの「イカ🦑天」そばに、「生玉子」をトッピングした。960円。この手の立ち食いそば屋にしては割高だ。それは以前から感じていたが、まぁ「永坂更科」のブランド代だと割り切っていた。

ここは2004年ごろ、毎週土曜日に中央大学や東京経済大学に講師として通い始めた頃から利用するようになり、ほぼ月に2〜3回は立ち寄っていた。その度に、「なぜあの麻布十番の出店がココに、しかも立ち食いであるのだろう」と思ったものだ。

永坂更科をめぐっては、その名称や商標登録をめぐってゴタゴタがあったように記憶しているが、如何せん同じような名前が私が知っているだけで、3軒はあるのだから、記事にする気でもなければ、「美味ければ良いんんじゃないの」と言うスタンスなので気にしない。ただ「永坂更科」の麻布十番のちょうど通りのまん中にある店は、1991年2月11日に、1985年11月から暮らしていた彼女と別れた場所なので、一生忘れることはないだろう。以来全く行っていない。

お姉さんによると、「東京オリンピックの頃の開店なので、60年以上の歴史があるんですよ」と言い、閉店を知らされたのは、「去年の7月10日で、😵😵😵ビックリ〜」と笑っていたような、呆れていたような😅😅😅。とにかく、ずいぶん久しぶりに、しかも最後のときに感無量、とはちょっと大袈裟だが、とても懐かしく、かつ美味しく「蕎麦屋」の「蕎麦」らしい「立ち食いそば」を堪能した。

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