立ち食いそば探訪記【192】<信州屋 新宿南口店 > (1618)

新宿三丁目の『そば処 信州屋』に今日(8月27日)午後2時前、初めて訪問。「いやぁこんなに美味い立ち食いそば屋があるのか❗️」と食べながら小躍りしてしまった。

この1年余りで延べ190店舗以上を訪問したが、『歓喜の歌』の大合唱が脳裏を駆け巡る中で食べたのは、ほとんど記憶にない。入口のポスターにしっかり魅了されて店内に入ったものの、さぁ注文というときに、「え〜😨😨(すぐに名前が出て来ない最近の私)、コレ、コレ」とカウターの上のポップを指差すと、気さくなお姉さんが、「あー『土佐甘とうと夏野菜天せいろ』ですね。本当に美味しいですよ、私も食べてビックリ😵😵😵しました」とイチ押しだった。私はこういう愉しい女性が好きだね。もう遅いけど。

彼女の神対応がまたまた素晴らしい。「これから揚げますので、チョットお時間戴きますが宜しいですか❣️」「私待つわ、いくらでも待つわ♪♫ 10分でも20分でも待つよ〜ん」とあみんの歌が口から出そうになる。そんなことはないわな。

席は入って左側、立ち食いコーナー15人分の一番奥の、トイレに近いところにした。ここならまるでローマ時代のフォルムを彷彿させる店内全体を見渡せるからだ。待つことしばし。出てきたのは、綺麗な盛り付け。「蕎麦湯は今、新しいのをお出ししますから」と厨房の男性の声を背中に聞きながら、キープしておいた場所へ。

まずは「そば」からスルスル。実に好い喉越し、これは美味いぞ😋😋😋。次に「土佐の甘とう」、そうです「ししとう」の横綱のような、決して辛くはなく、臭みもなく、この食感は夏そのものだ。甘とうは、一年中あるらしいが😅😅😅。さらに「なす🍆天」も、さきほどの店に負けず劣らず、「茄子」の🍆味がしっかりする。極め付けはズッキーニ。私はおそらく天ぷらでは、初体験。揚げすぎず、素材の旨味をしっかり残したところに、腕の見せ所があるのだろう。

池波正太郎先生が、神田『まつや』の「そば」と「天ぷら」に、6回「おいしい」を連発していたが、私だってこの店なら6回どころか8回言える😋😋😋😋😋😋😋😋。

それにしても、この店の人気は半端じゃない。さっき撮影したのは、ラッキーな、 アンリ・カルティエ=ブレッソン並みの"決定的瞬間” で、再度全体像を撮影しようと奥から中央に出てきたら、午後2時過ぎだというのに、二列縦隊で入り口近くまで並んでいたので諦めた🤷‍♀️🤷🤷‍♂️。

激戦区新宿だが、それぞれに個性があって立ち食いそばファンにはたまらない。これで新宿の未踏店も(取りこぼし、ならぬ食べこぼし🤣🤣😊がなければ)全て制覇した(はず)。

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