65歳 〆は『ほうろく屋』魚三昧 803

終日ベッド🛌に横になって、岩波書店の「大航海時代叢書」の『インカ帝国史』を読んでいるが、文字が小さくて何度も目をパチクリする。このところこのシリーズにハマっていて、何度も16世紀の大航海期の歴史地図を眺めては、驚愕している。この本の作者シエサ•デ•レオンは、13歳になる前から航海に出ていたというから、当時の子どもは、とんでも無く勇敢だとまたまた驚く。

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野鳥🦆🦅🦉時計の鳴き声で、目が覚めた。あっ🤭今夜は6時から『ほうろく屋』で、O鹿🦌🦌靖明さんと飲むんだ。慌てて着替えるが、雪☃️❄️❄️☃️になりそうだというから、ヒートテックの極暖股引に、ヒートテックの極暖ズボン、ヒートテックの極暖下着に、ユニクロの半額セールで買ったカシミアのとっくりセーター、ダウンのジャンパー姿の極暖装備で待ち合わせの大倉山駅🚉🚉へ。

▲ 久しぶりなので駅で顔が分かるか心配だったが、韓流時代劇に出てくる悪党‼️みたいな"強面"なので、すぐに発見できた。

O鹿🦌🦌さんも私と同じ"定刻主義者”らしくぴったり2分前に到着した。店の中がとても暖かく、ビールを立て続けに2杯飲んでから、早速近著の『東芝の悲劇』(幻冬社) の感想を話した。私の友人ならこの本を読んだ人も多いだろうけど、抜群の取材力、取材量、ファクト、ファクトでグイグイ押し込んでくる迫力に読み手が圧倒される。東芝ってこんないい加減な酷い会社だったのかと名門企業の裏側がよく分かる。久しぶりに読み応えのある本だったことを伝える。

M蔵野大学で課題図書にしたが、就活前の学生が多かったため、読んでレポートを提出した学生が受講生の9割以上だった。70冊は売れたのでは?とついつい出版屋のゲスな読みが出てしまう。すみません。ほとんど本を読まない(と本人たちの告白?) 学生たちには、3冊の課題図書(『ブラックボックス』伊藤詩織、『何も終わらない福島の5年』寺島英弥 ) は、相当インパクトがあった🤭🤭。

『東芝の悲劇』は、学生には難しく、理解し辛い所も多々あったようだが、読み終えるとぼんやり企業の内幕が分かってきたようで、「就活前に読んで、すごく良かった」と書いたレポートが多かった。

『ほうろく屋』は、相変わらず新鮮な鯵やマグロ🐟🐟🐟、ツブ貝、ナマコ、クジラ🐳のベーコン🥓🥓🥓もあって、初めてのO鹿🦌🦌さんも、「これって築地より美味いですよ😋😋😋」と絶賛していた。2月1日今夜で65歳もおしまい。

明日から再びノンフィクションを書くのに、とても好い刺激をもらった。彼とはこれまで何度かインタビーを受けたので会っているが、飲むのは初めてでは。実に好い酒だった。普段は大体「90分1軒勝負」と決めているけれど話が面白くてついつい120分を超えてしまった。

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