私のブログで、親しい取材先だった元特捜部長のタッコーさんのことに触れないのは、逆におかしな話なので記しておく。
一昨日(18日)は、いろんな人から連絡があった。日曜日の朝、I 川達紘さんが、都内で交通死亡事故を起こしたからだ。N協会の昼のニュース直後に後輩達や民放、新聞社、通信社の記者から「詳しいことはわからないんですが・・・」と断りつつ、.次々と電話とメールが入る。それで私もタッコーさんと一番親しい新聞記者にだけは電話しておいた。
結局翌日の朝刊以上のことは今もって知らないし、本人の怪我だけではない情況なので、興味本位で他人に尋ねるのも失礼なのでそのままにしている。それでも昨日までに記者からタッコーさんの近況や「乗っていた車に🚘欠陥があったのでは❓」など訊いてきたので、「ここ4〜5年は、会ってないから近況は分からない。ましてや車を運転していたことすら知らない」としか対応しなかった。というか、対応しようがなかった。私は、自分も記者だったので、誰からの取材でも訊かれれば、真摯に答える義務があると考えている。
実は先日の検察OBとの2回の会合の際でも、「タッコーさんは元気だよなぁ。今もゴルフは欠かさないをだから」と記者たちの話題に上ったばっかりで、「それに比べると俺なんか爺むさいだけだよなぁ〜」と嘆いたくらいだ。タッコーさんがもう78歳になっていたことにチョット驚いた。だが私が66歳なのだから当たり前だな。知り合った頃は、まだ44〜5歳だったんだ。
これは取って付けた様にいうのではなくて、私が取材を通じて知っているタッコーさんは、捜査には強気でも、人情には本当に篤い人だった。それだけに亡くなられた方へは、深く心を痛めておられるだろう。被害に遭われた方には、心からのご冥福をお祈りします。