手術の朝 710

▼午前2時55分に時計を見たのが最後で、「小俣さ〜ん、小俣さ〜ん」の声で起こされた。午前6時40分、看護婦さんが、朝の検診に来てくれたのだ。36度1分、血糖値188、血圧104ー78、脈拍108。今朝も「脈拍が多いですね」と言われる。生まれて初めて点滴を受ける。

▲今朝の看護婦さんは、K内陽子さん

▼午前9時までは、水かお茶は飲んで良いことになっている。午前7時30分に、皆んなには朝食🥞🥞が届く。「する、する」と汁物を啜る音とプラスチックの容器を置く際の「カタッ」「カタッ」だけが、カーテン越しに響き渡る。

▼午前8時半過ぎ、主治医のS水純人先生が顔を見せた。「明日祝日だけど、退院はどうすれば❓」と訊くと、「あぁ、出て来るから大丈夫ですよ」どうやら上手くいけば、明日は退院できそうた。

▼午前10時半前、今度は看護婦さんのY田千恵さんが来て、熱いタオルで身体を拭いてくれる。それから手術用の上着に着替える。

▲入院前に頭を丸めた。そんなことしなくても、同じか❓

▼午前11時前、手術前にトイレに行く。そうそう、トイレ探検隊隊長としては、昨日看護婦のU野さんに病院内を案内してもらう時に、1階は全てチェックしておいた。私がここだと決めたのは、病室から一番近くで、少し左奥にあるところだ。いつもここを愛用している。あっ、看護婦さんが迎えに来た。

▼と思ったら、前の手術に時間がかかっているとの連絡だった。ついでに点滴の様子を見て、「あれ、血が漏れてるわね。針の根っことチューブの差し込みがキチンと接続出来てないわ」Y田さんはボヤキながら、一から取り替えてくれた。優しい。

▼結局前の手術は、12時過ぎまでかかったとかで、私は午後1時半からとなる。腹減ったぁ〜。やっぱり昨日鰻を食べていて良かった。

▲病室からの眺め 好い天気だ

▼11時30分に血糖値を計りに来てくれる。今度はO久保尚子さんという違う看護婦さんで、数値は198。何も口にしていないのに、数値が上がっているのが、糖尿病の不思議なところだ。延びに延びているので、外の景色を眺めている。好い天気だが、明日は雨だ☔️とか。

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