手術 長ーい 1日 ② 712

麻酔が切れて、痛いので休み休み書いている。記者魂や(冗談❗️)

▼「小俣さん、小俣さん」の声で目が覚めた。あれ、朝かな?と目を開けるとモスグリーンの天井が見える。さっき俯せになっていたのに変だなと、瞬間自分が何処にいるのか分からなかった。

▼一番助手の先生が、「体内の酸素量が少ないのと、脈拍数が多いし、大量の汗💦💦💦をかいているので、手術を一旦中止しました」優しい言葉で説明してくれる。「97ぐらいの人もいるのですが、94はね」とあまり経験がないと言う。何だろう。脈拍といい、何か良からぬことをやる年齢ではないし、思い当たらない。「まぁ血糖もすごく高いですからね」とダメを出されてしまった。

▼ここから先が感動物語だ。私が不安げに、「これで中止になると、何時やってもらうんですかね?」と恐る恐る尋ねる。「小俣さんは、とても忙しい方で、次に何時やれるか分からないので、現況を再チェックして、休憩を入れてやるとS水先生から言われていますから」ありがたい。S水先生のザックバランな性格と私の雑駁さとが、何故かどこか相通じるのだ❣️と勝手に思っている。

▼他の手術に行っているS水先生が戻るまでに、別の手術を終えたばかりのI上先生も駆けつけてくれ、再チェックしてもらう。特段悪いところはなし。この1時間余の中断のあと、S水先生が戻るのを待って再開した。その際、先生から「局所麻酔でなくて、全身麻酔でやりますから、安心して眠ってて下さい」と笑顔で言われる。お言葉通り、あとは、💤💤💤💤

▼「小俣さん、いいですか、ベッドに移しますよ」の看護婦さんの声と、大勢でシートを持ち上げて移動させた感じだけがする。そうだ ❗️この4時間半は、『DrX 大門未知子』の世界だったのだ。また💤💤💤💤

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