帰郷 ② 『いち屋』 カレイの薄造りに舌鼓 907

杵築に帰っての楽しみは、なんと言っても新鮮な魚介をふんだんに味わえることだ。しかもわがままが利く店が良い。その点『いち屋』は申し分ない。店主のT島貞子さんは、私の竹馬の友 故手嶋寿一郎の奥さんだし、息子の一郎君は生まれた時から知っているし、まぁ家に帰った様な気楽なもんだ。

▲我が家は画面左下の一番右 森の様になっているところ

夜はひとり酒にした。つい先月も佐藤孝義先生の葬儀で帰ったばかりで、いつも小学校、中学校の同級生が集まってくれるが、申し訳ない。もちろん同級生だから皆割り勘だが、年金生活者が多いのに誘うのも憚られるから帰郷を伝えていない。

『いち屋』の貞子さんが、「あら(A部)長夫さんは?」と訝しげに聞くから、「あいつも県会議員選挙があるから忙しいので、呼び出しちゃいかんと思って」と言っておいた。

カレイの薄造りをポン酢、もみじおろし、アサツキで食べる。あとは、カンパチ、地ダコの酢味噌、大海老フライ🦐🍤を肴に、生ビールと「西の関」を2合。

ここはお茶漬けはあるが、うどんや蕎麦が無いので、帰りに『杵屋』に寄って「ちゃんぽんうどん」を食べて帰るつもりだった。

ところが、帰りに覗こうとするとシャッターが降りているではないか‼️ この辺は蕎麦屋など気の利いた店はない。気分は「仕上げは麺類」だったので、ホテルに🏨帰る 途中の『ローソン』で、「かき揚げ天ぷら蕎麦」と「イクラ醤油漬け」のおにぎりを買った。蕎麦は伸びると不味いのでサッサとすする。おにぎりも1🍙個でちょうど良かった。淋しい、いや侘しい1日目ではあった。

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